中間ちょっと省略だけど、珍しくほぼ半円の大きな虹
初めてライブDVDをゲット。
「エースロッカー」のツアーDVDを鑑賞
私が行った会場ではないけど、思い出しワクワクする。
DVDとライブは、全然違うにきまってる。
やっぱり震えない。
チラ見のオットは「この人たち50歳なんだっけ?」とあきれてるけど、
いやそれは確かにびっくりだけど。
小さなキャパのライブハウスですら、前から数列でもない限り、
ステージ上の彼らは遠い。
果てしなく遠い。
うちのテレビでみるほうが、よほど大きくみえるくらい。
会場は音響がよくて当たり前だけど、
映像的にはDVDほうがずっと肉薄してる。
カメラを通すと、変質するなにかがあるの?
でもラストのほうで、観客がちょっと映ったのをみて、
急に少し震えた。
そう、あの波のようなたくさんの手、
ブルーや赤のライトで染められたたくさんの手、
バラバラに動いているのに、一塊の生命体ような、
目に見えないなにかを、確かに掴もうと前へ手を伸ばす。
参照映像としては、
オームたちの触手の草原を歩くラストシーンのナウシカ状態!!
ランランララ ランランラン・・・
ああそうなんだ。
音だけが振動じゃないんだ。
たくさんの聴衆が視界に入るからこそ、振動が増幅されるんだ。
聞き手ひとりひとりが、スピーカーで、
受け手でありながら、出力装置なのだ。
彼らが個々に震えなければ、どんなに大音量も震えない。
聞き手がグルーヴしてこそ、会場が震えて、ライブになる。
DVDの当たり前の物足りなさに、
ライブに行ったことがある人こそ、
「やっぱりこんなんじゃない!またライブへ!!」
と思わせる映像なんだ~。
麻薬か。起爆装置か。
宝物になってくれ ベイベー
自慢させてくれ ハニー
だよ、キミたちは。