久しぶりに映画を観てきました。
これが今年のお誕生月映画ね。
原作がマンガ大賞だとしても(だからこそ)、
カンヌの常連、是枝裕和監督でも、
キャストがバッチリだとしても、映画としての成功は難しいのは当然として。
よい映画でした。
原作の内容をなんとか押し込んだ感じは拭えないし、長回し過ぎるとこもあるけど、
丁寧に作られてるかな。
鎌倉の四季や海、極楽寺の駅、姉妹のおうちが、実写で見れる幸せ。
キャストに関しては、綾瀬はるかさんがシッカリ者のしゃち姉?とか。
その恋人が堤真一さんではさすがに年だろとか。
あるけど、広瀬すずちゃんのすずちゃんだけは、文句なし。
すずちゃんはこの役をやるために世にでてきたのかしら。
長澤まさみさんといい、静岡勢の活躍嬉しいデス。
綾瀬さんは意外にしっくりだけど、ショートヘアにして欲しかった。切望。
樹木希林さんや大竹しのぶさんとか風吹ジュンさんとかはもう、
ちょっとしかでなくても原作と風貌が違ってても、
間違いのない存在感と説得力を背負ってる。
是枝監督の映画は演出ではないドキュメンタリーのような自然な流れを追ってるっぽいけど、
この大女優さんたちがでると、緩急があるというか、これがお芝居なんだなと納得させられる。
虚構の中のリアリティ。プロのお仕事だよね。
リリーフランキーさんは、その風貌がど自然過ぎて重宝だとしても、また出た~的な。
個人的にはシリーズ化して、この先も映画で観たいけど、評判があまり…。
最近、旅シリーズもので、鎌倉よく見るんだよね。ブラタモリにもでてたし。
久しぶりに行きたいなぁと思えただけで、映画としては成功。
女性ばかりの満席で、VITで予約しといて良かったよ。
上映時間、間違えて途中入場だし、端っこの席とっておいて良かったよ。
楽しみにしてた映画鑑賞に気合いが足らん自分が失敗だろ。