
8月はほとんど読めませんでした。
脳みそ煮える夏は読書の季節じゃないでしょ。
「暗幕のゲルニカ」原田マハさん。
直木賞残念でした。マハさん、専門の、そして満を持してのピカソでしたが、うーん。ゲルニカの背景であって、ピカソではなかった。私的には、ルソーに迫った「楽園のキャンバス」に軍配かな。
「ボトルネック」米澤穂信さん
米澤さんもホット。作品によって好き嫌い大きい。これは悪くないしその暗さ嫌いじゃないけど、青春にしては暗すぎ。深刻すぎ。「重力ピエロ」みたいな突き放されたような読後。
「燦」6 あさのあつこさん
5飛ばしてた。惰性読み。共感できる人物がいないからかなぁ。
「家守綺憚」梨木香歩さん
綺憚とは、美しいおもしろい物語という造語らしい。確かに美しく情緒ある物語。梨木さんはイギリスの児童文学家に師事してただけあって、どの作品にもお庭がある。植物、水、生き物がいて、そこにすべての世界をみせてくれる。
「小川洋子の偏愛短編箱」 小川洋子編
偏愛という言葉は小川洋子さんのためにあるのでは。そして箱も小川洋子さんのキーワード。好きな作家の愛読書、興味ある。脳みその栄養素だよね。小川さんらしい、昨今の名作小説が選ばれていて、垂涎。「件」とか。やっぱり好きだなぁとニヤリする。
「坂の途中の家」 角田光代さん
この上記二作が今月のオススメかな。
もう1回だけ。

薪さ~んヽ(*´▽)ノ♪
もう脳みそ煮えっぱなしで、8月中、本編12巻、シーズンzero4巻、パーフェクトプロファイルまで全部読み返しちゃいましたよ。(元気じゃん!)
絵が綺麗過ぎるでしょ。死体出過ぎでしょ。ストーリー緻密過ぎるでしょ。天才なの!?
まだ連載中とはいえ、一年に1巻しか刊行しないってどういうこと!?
清水先生より…長生きします。
これも先の楽しみ楽しみ♪
原作と別物という、映画では多分観れないので、DVDを楽しみにするわー。
設定と逆じゃん!な、男らしい生田@薪さんより、繊細な岡田@青木くんが楽しみなのよねー。