色々あるんですが、楽しめない内容のときは、しばし沈黙。
そして若干整理して、面白がれる余裕ができたら、出したいものです。
映画化を機にウン十年ぶりに読み返してみようかと、ぺーじをめくった途端の小さい文字に、本を閉じてしまいました。へこたれる。
原作の遠藤周作さんはクリスチャン的題材が多い作家です。宗教といえば、暗い、重い、共感できない。
昔クリスチャンの友人に、遠藤周作さんの恋愛系?のエッセーを大プッシュされ、しぶしぶ何冊か読んだことがあります。
時代感は拭えないものの、男女の考え方も小説とは違い、軽妙かつ柔軟な印象でした。
同世代の作家さんとは共感することが多くて読むのも楽。世代が違っても女性作家さんは、知人の目線で少し離れた他人の冷静さで感じられ、参考になる。
でも異性の、具体的な知人も思い浮かばないような異世代や、時代を遡った昔の作家さんこそ、共感しない部分や、はてな?なところに、あっと驚くヒントがあるような。
日々なんとか生きているけど、なにかうまく廻ってないような、なにか足りないような気持ち悪さや居心地の悪さをどうにかしたいと思いつつ、停滞。
答えを求めても、神は沈黙している。
答えは外ではなく、自分の心のなかにあるから?