「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。伝説のロックバンドQueenのボーカル、フレディ・マーキュリーの自伝的ドラマです。
なんということか、大遅刻。本編が始まり、真っ暗過ぎて自分の席がわからず(上映始まると階段の席表示も消えるのね、当たり前か)。さすがに誰かのお膝に座っちゃったら大問題だもんね。
一度外に出て座席表を確認して、階段から何列目と手探りで確かめながら、ようやく席に着きました。
手探りで、他の方のドリンクを触ったりしてごめんなさい。端席にしておいてよかった。
というわけで序盤のフレディの生い立ち?や、バンド加入の経緯はわかんないのよねー。
古着屋でのバイトで、妻にはならなかったけどソウルメイトとなる彼女との出会い、
バンド初加入のときマイクスタンドに手間取り、引っこ抜いてパフォーマンスするお馴染みのスタイルあたりから落ち着いて見ました。
Queenは一時期をリアルタイムで知っているバンドですが、もうフレディが亡くなって27年も経つのねー。それなのにQueenの曲は巷に流れている。それはもう伝説ですよね。
ワタシの中では、体操のお兄さんのように白タンクトップに白パンツ、マッチョ、胸毛、口髭のまさにゲイをカタチにしたような、ユーモラス?で変なおじさん。ロック版ダリみたいな。ちょっと違うか。
どの曲もタイトルは知らなくても聞いたことある曲ばかり。
「伝説のチャンピオン」や「ウィウィルロックユー」なんかは古今東西聞いたことない人はいないよね。
あの圧倒的存在感とビジュアルと、歌唱力のフレディが高らかに歌い上げてこその説得感というか。
個人的にはリアルタイムで聞いた「レディオガガ」(レディー・ガガの名前の元ネタになったとか。なるほー)を当時、「ふざけたタイトルの曲を大袈裟にうたってんなー」くらいにひいてましたが、こんな素敵な歌詞だったとは。映画見てよかった。
アフリカチャリティーのバンドエイド(この言葉を知らない世代も多いわね)の頃、洋楽を聞いていた世代だったので、
ライブエイドで圧巻と言われたQueenの伝説のライブが、映画のラストでとても感激しました。
フレディ・マーキュリーの出自やセクシャルマイノリティやAIDSが原因で亡くなったことといい、もう生き様死に様が絵に描いたようなスーパースター!
バンドとして音楽的に色々試みるところや、バンド名や自分の芸名、衣装やパフォーマンススタイルなどの表現を含めて芸術家であり、移民、宗教、同性愛、AIDSなど時代を先駆けてる。
生きたあとに道が出来るという人っているよね。不幸かもしれないし、誰も経験できない至福があるかもしれないし、幸福は、本人しかわからない。
映画上映中、フレディの命日が近々11月24日だそうで、色々イベントがあるようです。
「ボヘミアン・ラプソディ」公開記念特番