こだわりメモ帳

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・ ベンガラの吹屋

2009年05月02日 | ◆ メモ


吹屋ふるさと村入口の大屋敷


M7年開局吹屋郵便局の近くで


郷土館旧片山邸2階から


吹屋ベンガラ館:製造工程が詳しく見れる


吹屋の庄屋屋敷広兼邸で見た豪華家紋


弁柄館の碾き臼

吹屋 2009.4.30

 翌日、弁柄の町の吹屋に行く。高梁から車で3,40分。
川筋を行くと丁度田に水が入り、ところにより田植えが始まっている。
山間地であり段々水田がきれい。
弁柄工場は水島のコンビナートが始まるS46年、鉱夫がそちらに流れ廃れたと聞く。
またそのころ、天然ベンガラは化学ベンガラに変わられ姿を消す。
焼物や日本画の赤は、天然モノでこそ出ていたであろう色は、今は出ているのか。
学校で学んだベンガラは錆止め塗料であったがここで知る用途は広い
銅山は平安時代から起こっていて、ベンガラは下って江戸中期、銅山の棄捨物から生まれたそう。
雨にぬれた赤い石に気づき、何故と不思議に思ったのが始まりと聞く。何故?は大事である。
一帯は面白く一日見て回ったが、ベンガラ館で説明する川上おばあちゃんは最高で、
とにかく町の歴史に詳しく熱を込め吹屋を語っていた。
郷土館には方谷の扁額も残されていたり、ロケ地にもなった庄屋屋敷広兼邸の豪壮な造りに驚く。
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