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巷で騒いでいるガソリン税の暫定税率って何・・・

2008年03月27日 21時29分27秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:我が家の庭先から:クリスマスローズ・グレー系

本来のガソリン1Lの税率は、29円程度だそうです。それに一時的な処置で、約25円上乗せさせられているようです。そのため、現在約54円の税率がかかっていることになります。1L:150円として、約1/3が税金なんですね。この上乗せ分を「暫定税率」と呼ぶそうです。

基本的にこの「暫定税率」車にガソリンを入れる際に支払う代金に含まれます。車ユーザーの負担と言うことでしょうか? ちなみに英国での税金は1L当たり150円程度だそうです。ガソリンを車に入れる際に徴収されるガソリン税の使い道は、当然、車ユーザーが道路を塚印だから道路整備に限らているんですよね。

よって、これを「道路特定財源」と呼んでいるわけです。2007年度は総額約5兆6000億円程度あるんですって・・・こりゃ! 甘い汁を吸いに、みんな飛びつくわな。。。
このガソリン税は、国の税収となる揮発油税(48.6円)と、国から地方に回る地方道路税(5.2円)に分かれるそうです。

実際、この暫定税率なるものは、1974年に第一次オイルショックを踏まえ、ガソリンの消費抑制や復興に向けた道路整備5カ年計画(第7次)に基づいて、その事業を行う上の財源として決まったものだそうです。だから、それにあわせて、暫定税率が主に5年ごとに更新ってなってるんですね。

それが、今年の当たり年で、騒いでいる原因・・・騒ぐ原因は、視点&論点を変えれば、360度様々な角度から良い面&悪い面がてんこ盛り。だから、すりあわせるのが難しいところにこの今の問題があるんでしょうんね。基本的には、「ムダな道路も造っている」&携わる人々がお金を湯水のように自分たちの福利のために使っている・・・かな。

民主党の主張は一点、暫定税率を廃止すれば25円ガソリン代が安くなる」のみ。これだけを見れば、国民は良い事だと思いますが、国から地方に流れる税金年約2兆6000億円がなくなる。そうなると単純に言えば、都道府県の道路整備は、その都道府県で負担。県民にしわ寄せが来るんですね。はっきりと自民案と民主案を両天秤にかける必要があります。

「ムダな道路も造っている」などの批判の声が高まりました

 以後、道路整備計画がつくられるごとに、それに見合う財源を確保するため、国会の決定を経て暫定税率が主に5年ごとに更新されてきました(現在の暫定税率の期限は今年3月末)。

これらをベースに、自民対民主の戦いを読めば、更に詳しく読み込めるかも知れませんね。福田総理は、本日の緊急会見で、「平成21年度から道路特定財源を一般財源にする」と述べ、道路特定財源制度を全廃する方針を表明したそうですが・・・

天気:晴れ
気温:最低温度:8.0℃ / 最高温度:18.0℃
今日の歩数計:15344歩 / 消費カロリー:444.20Kcal
歩行距離:約9.97km

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2 コメント

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無駄な道を (エフママ)
2008-03-27 22:06:49
作るよりも 道を直す場所が多いと放映されていました
北海道や村など、、、弱い地域での道修理必要であることを忘れないでほしいと。
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有効利用 (栗吉)
2008-03-27 22:21:58
エフママさん こんにちは、
「暫定税率」は、本当に必要なところに配分されてこそ生きるのですが、お金の集るところは必然と疑惑の温床。ここに大きな問題が潜んでいるように思います。民主は戦略を間違えているような気もするし、自民も戦略を間違えているような。意地の対決じゃなくやっぱり国民本位ですよね。
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