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障害者法改正に合意 今国会で成立へ

2010年11月16日 20時54分16秒 | 障害(福祉)の事
写真:近所の畑のあぜ道にて「お茶の花」


今日はほんまに寒かった。朝の散歩で吐く息が白かったです。今秋初かもしれません。
もう、フリースだけでは耐えられんかもね。

今日の東京新聞によると、明日にも障害者法が改正されるそうです。この改正では、障害者福祉サービスの利用者負担を「応益負担」から「応能負担」に変更されます。って、以前に戻ること。

所で「応益負担」から「応能負担」って、どういう意味でしょうか?このややこい四文字熟語を使ってほしくないなぁ~!わかりやすい言葉で書いてくれればよいのに。。。
でもね。この四文字熟語二つは、過去から障害者支援を揺れ動かした言葉なんですね。

《応益負担》とは所得の高低や能力には全く関係なく、かかった医療費や障害者支援の代金の1割を負担させる方法です。

《応能負担》とは、所得が低い/ない人達には、税金や社会保険料を減免し、所得の高い人達には、負担率を高く設定し、税金や社会保険料を払わせることによって、負担をきめるものです。

《応益負担》って、一応、どんなサービスを受けてもかかるコストの一律1割負担で終わるって言う事。

一般的には、平等に負担するから良いと思われがちですが、日ごろから介護が必要な障害者を抱える家庭等で、例えばヘルパーなどをつける場合、トータルコストが高く、結局、1割負担とて、かなり高額になること。一説によると、前の制度より4倍のコスト高になるとか。。。低額所得者には不利な制度でした。

ただし、現在に至るまで、この不利益をなくし、平等にサービスを受けやすくするために、負担率を引き下げてきたので、実質「応能負担」のようなものでした。でもね、法律、制度上はあくまで1割負担が大原則となって、法律との整合性が取れませんでした。

それを今回の改正で、法律上も負担能力に応じた負担が原則である応能負担を明確化するための改正です。

このように、支援制度が過去から大きく揺らいで来た事実があります。
障害者支援は、本来的に、障害者が障害者らしく普通に平等に生きる自由を享有することにあり、政策で、振れるものではないと思うのですが・・・

天気:晴れ後曇り
気温:最低温度:4.6℃ / 最高温度:16.5℃
今日の歩数:23947歩 / 消費カロリー:688.0Kcal
歩行距離:約15.7 km

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (fmama)
2010-11-17 14:16:58
こんにちは
また元に戻るのかな?
ころころかわるので あれもこれもわからなくなります
早い情報ありがとう 寒いので暖かくね
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すでにほとんど戻って (栗吉)
2010-11-17 21:13:47
fmamaさん こんにちは、

実質的には戻っているようで、法律が追い付いていなかったみたい。それで、今回の改正になり、法律と一致し、矛盾しなくなるみたいですね。福祉とお金はつきものなのですが、生活する権利はみな平等。1本の本筋がぶれないように決めてほしいものですね。
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