イエローハウスで昼食をとったあと、県道68号を少し引き返し、棚田をめざしました。
●坂折棚田
しばらく走ると、標識が出ていました。
ここを右折。細い山道をくねくねのぼると、棚田の上に設けられた駐車場に着きました。
駐車場に車を止めて、下の方を見ると、
「うぉ! 黄金色だ」
棚田百選に数えられている坂折棚田です。向かいの山は笠置山、山の向こうは中津川市。
左の方向を見ると、
「向こうの棚田、稲が刈り取られている!」
まん中に木が2本あるあたり、そこを左上から右下に向かって沢が流れています。このあと、沢沿いに下におりて行きました。
「今年も豊作だ」
上の建物は、駐車場近くの展望台にある休憩所です。
この棚田、石垣や水路がよく整備されています。
棚田の下のあたりには、刈り取った稲を天日干しする昔ながらのはぜ掛けがありました。
「きっとおいしいよ、ここのお米」
棚田を散策後、右に見える坂道を引き返して行きました。
ここは中野方小学校がオーナーになっている田んぼです。去年も、プレートがありました。
ここにはオーナー制度があって、田植えや稲刈りの体験ができます。もちろん、収穫物はいただけますよ。
駐車場の近くまで戻って来ました。田んぼの端には、
手作りのモグラおどしの風車がポツンと取り残されていました。
「今年の役目を終えたようだ」
駐車場に戻ると、端に野菜の無人販売所がありました。
どれも一袋100円。中トマトを一袋買いました。
今年は来るのが一週間遅れました。そのためでしょうか棚田では、すでに半分近く稲刈りが終わっていました。ただ棚田の畦(あぜ)に咲いていた彼岸花、昨年より多かったですよ。それに見に来ていた人たち、写真には写っていませんが、昨年より多かったです。
●あまから本店
棚田を散策した帰り道、瑞浪市にある有名な五平餅屋に寄りました。充電旅をしている出川哲朗さんも立ち寄った、あまから本店瑞浪店です。
駐車場には、愛知県ナンバーの車が2台入っていました。
「県外にもファンがいるんだなぁ」
五平餅を10本買って、1200円払いました。
助手席に置いて走っていたら、五平餅が発するすごい香りが車内に充満。車内の空気は、あまから本店の店内のようになりました。
家に帰って包みを解くと、
「焦げ目もついて、いい色だ」
一串取って、串先の一つを口の中に。一瞬間をおいて、こうばしい香りと甘辛い味がぱっと口の中に広がりました。
「秋に合うなぁ、この味」