三連休の二日目、城好きの孫を連れて名古屋城にやって来ました。
9時過ぎ、名城公園正面前駐車場に車を止めて、お城に向かいました。
奧さん 「ここから入るのかな?」
への次郎 「突き当りで入場券を販売しているらしいよ」
横断歩道を渡って進むと、
正門がありました。
入場券を買って入城すると、
すごい人!
黄色いチラシを持った、たくさんの人が行列を作っていました。外国の方も多数来ていて、特にアジア系が多かったですね。
実はこの日、城内各所でソーシャルキャッスルマーケットが催されていて、281のお店やキッチンカーが並び、各所で行列ができていました。
行列の先に進むと、
西南隅櫓がありました。この隅櫓、17世紀初頭のもので、戦災を免れました。
行列を避けて、ここで左折すると、
天守閣が近づいてきました。これは戦後再建されたコンクリート製。で、
現在、木造天守の建設に向け、閉鎖されています。
天守のところを右折すると、
ここにも、ずらっとキッチンカー。その先には、
天守礎石が置かれていました。
現在の天守を建てる際、ここに礎石を移し、もとの通り配置したそうです。
礎石の向こうに、入口が見えました。
入って行くと、
長蛇の列! 本丸御殿に入る人たちの行列でした。我々も最後尾について、
並ぶこと30分、やっと順番が回って来ました。
名古屋城本丸御殿は、17世紀初頭に完成。尾張藩主の住居かつ藩の政庁でしたが戦災に遭って焼失。その後、復元工事を開始し2018年(平成30)、往時の姿を忠実に復元しました。
御殿内部は、
武家風書院造の建築様式が、現代の名工によって細部に至るまで忠実に復元されていました。
気品のある美しさに驚嘆! 武家美術の粋を堪能して出てきたら、
ここが玄関だったんですね。後ろに、ちらっと天守閣も確認。その時、
玄関近くで、加藤清正と旗を持った足軽発見! 孫と奥さん、すかさず近づいて清正と一緒に写真に納まりました。
奧さん 「いい記念になったね」
への次郎 「じゃ、御城印を買って、ご飯を食べて帰ろうか」
来た道を引き返して行きました。
行列、さらに伸びていましたよ。