秋晴れになったこの日、夏野菜を片付けに菜園にやって来ました。
菜園に近づくと、キンモクセイの香り。匂いの主、心当たりがあります。行ってみると、
先日つぼみだったキンモクセイ、満開になっていて、強烈な甘~い香りを放っていました。
甘い香りに酔ったあと、菜園にやって来ました。夏野菜で残っているのは、ナス。
花も咲いているし、もう少し収穫できそうです。
こっちはピーマン。
これももう少しいけます。
これはシシトウ。
「ん・・・」
実は付いておらず、花がほとんどありませんでした。で、
この日は、シシトウだけを片付けることに。
「葉っぱで、佃煮を作るかなぁ」
枝を抱えて、家に持ちかえりました。
葉っぱをむしり取ってみると、
600グラムありました。
きれいに洗ったあと、300グラムの葉っぱをフライパンにのせて煮詰めていき、
醤油・みりん・日本酒・タカノツメで味付けしました。この作業をもう一回して、
でき上がった佃煮を瓶に詰めました。
この日は、この秋一番の冷え込みになりました。
夕飯は温かいひとり鍋と地酒。〆にシシトウの佃煮をのせた新米。食べてみると、
「苦うま!」
生産者だけが味わえる、贅沢な夕餉になりました。