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曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

一年前の記事が届きました~~

2019-11-16 | あれこれ
    
友からの秋便り
仕事を辞めてポッカリ空いた心を埋めてくれたのが、絵手紙でした。 「下手でいい、下手がいい」の小池邦夫さんの言葉に背中を押されて、恐るおそる絵手紙協会の通信教育の門をたたいたのです。......
 
  
なんだか、とても長閑な記事で、我ながらほんわかしてしまいました~~(^▽^;)

 

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遂にデビュー・・・(~_~;)

2019-11-15 | 良い加減介護

丁度ひと月前の今日、朝6時頃目が覚めると横に寝ているはずの夫の姿がない。 トイレにでも起きたのだろう・・・と思っていたのですが、それにしても長い・・・?? 起きてみると、暗い家の中はカーテンも雨戸も締まったままで、呼んでも返事なし・・・!! もしや、と玄関を見ると夫の黑革靴がなく、玄関の鍵が開いている・・・💦 大急ぎで着替えて、雨戸を明け、車を出してアチコチ探し回っても、見つからない・・・ いつも一緒に歩いている散歩道・・・ご近所回り・・・どこにもそれらしい人影はない・・・ 半ば諦め、ケアマネジャーさんに相談するしかないか・・・と思いつつ、家に帰る途中、時々散歩で足を延ばしていた家から2キロほどの隣町の古い町並みが残る小径に差し掛かったところで、パジャマ姿で革靴と帽子を被ってのんびり歩いている後姿を発見!! 未だ早朝の事で、人の姿もなく、スムーズに車に乗せ、家に連れて帰ることができたことに、先ずは一安心。 大事に至らなくて良かった~~ 怒ってはいけない・・・平常心、平常心・・・ と自分に言い聞かせ、何事もなかったかのように、朝食を、そしてデーに行く支度を・・

ラッキーなことに、その日のデーのお迎えは『しばらく奥さんと話をしていないから、顔を見ながらお迎えにきました~~』と、元ケアマネ出身のデーのベテラン責任者。 思わず彼の手を取り、朝の初めての徘徊デビューを報告すると、さすがプロ、じっくり穏やかな表情で状況を聞いてくれ、そのうちこちらも段々落ち着いてきて・・・ 夫はそんなことはすっかり忘れ、ニコニコ顔で送迎車に乗りこんでいる。

そして、その日の午後は、これもラッキーなことに月に1度の「介護者の集い」の日。 一人で問題を抱え込まずに、吐き出すことで気が楽に。 『遂にデビューか~~ 奥さんに付ききりだと聞いていたから、その手の心配はないと思っていたけど、やっと自立したんだな~~』なんて冗談を言いながら、家の鍵の事や、門扉の施錠などについて具体的なアドバイスをしてくれ、市の包括センターの担当者からは、市と警察が連携して対処してくれる組織ができているので、安心のために、それに登録した方がよい、と登録用紙を渡されて帰って来ました。

包括センターでお世話になっている担当者の『ご主人きっと、どこかに行きたかったのね。』との温かな言葉にグッと胸が詰まる思いがしました。 一番辛いのは本人なのかもしれない・・・と。

あれから1か月、鍵かけなどで神経を使っていますが、ほぼ平穏な日が続いています。 その日その日が無事で過ぎていくことの有難さを感じながら、その中で許された自由を精一杯満喫していこうと思っています・・・

 

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見出し絵は、星野富弘さんの11月のカレンダーの絵。 「隣の芝生・・・」と同じようですが、こちらの方が深い気がします。

 

 

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もう一度!! 蜜蜂と遠雷

2019-11-13 | あれこれ

いやぁ、参った、やられた~~驚いた。 ウルマンの「青春」とはまた違う、心の奥底から、熱いものが身体中に流れてきて、今もその余韻が響いています。 

映画「蜜蜂と遠雷」の原作本を読むことは、音楽を言葉で表現するのは、無理ではないか・・・ しかも、国際ピアノコンクールを舞台にした挑戦者たちの話、と聞いただけで、多分頭が痛くなるだろう・・・と敬遠していたのです。 それが、映画化された、しかもかなり評判がいい・・・となると、以前観た、「羊と鋼の森」・・・若きピアノ調律師の成長物語が頭に浮かんで、映画館へ。

年に一度開催される、若手ピアニストの登竜門として知られている国際ピアノコンクールでの4人の出場者たちを中心にした物語は、それぞれ個性と才能豊かな若者を演じる俳優の見事な演技に引き込まれ、それぞれの役割にあった実力派の若手ピアニストが演奏する楽曲に酔い、最後の亜夜の演奏シーンは圧巻としか言うことのできない素晴らしさでした~~

             


原作者の恩田さん曰く「・・・別にこれ、音楽の話ではないんだな・・・コミュニケーションというか、人と人との関係性。 そういう話なのだと。」

               


感動のうちに見終わって、その感動の中にどこか爽やかな思いを感じたのは底辺に流れる人間に対する肯定感の温かさだったと思います。 いわばライバル関係の4人ですが、そこには自分自身の音楽の自覚があり、嫉妬や焦りなどを超えた、人間同士でなければ獲得できないもの、影響を与えられないものがあって、それぞれが成長していく・・・

この映画の監督・脚本・編集を担当された石川 慶氏は「音楽は一瞬一瞬で消えていくけれど、その消えていく音符を通して、聴いている人たちは「永遠」に触れている・・・」 原作にあって、絶対、映画にも入れたかったのが、この表現だそうです。

もう一度、観に行きたい!! 

映画館の帰り道、原作を借りようと図書館に寄ったのですが、2冊とも貸出中で、予約受付をしたら、図書館員さんが恩田陸さんの大ファンで、彼女は本から入って映画を観た、と話してくれました。 文字で音楽を表現するのは難しいと思って読まなかった、と言うと『活字から音が立ち上がって来るのよ! 返却されたら、すぐに連絡するわ。』と。 彼女お薦めの恩田さんの他の本を2冊借りて帰って来ました~~ ワク、ワク (^^♪

 

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蛇足ながら・・・恩田陸さん、直木賞作家(第156回)であり、本屋大賞(2017年)のW受賞を果たした作家であり、数々の著書を精力的に出版し続けておられる作家・・・と、一般的に知られていますが、私にとっては、高校時代を水戸で過ごし、水戸一高では現茨城県知事と同級?同期生だった関係から茨城TVで二人の対談番組を企画放映されたことがあり、それ以来なんとなく親近感を抱いておりました~~ 

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夢の中の柿

2019-11-10 | 絵  ①日本画

シルクに描いた柿6っつ。 画面の裏に思い切り真っ赤な色を塗って、表に滲んだ赤の色合いを楽しみながら好きな色で一つづつ色付けしていきました。 和紙に描くのとは違って、滑らかに走る筆の感触がとても新鮮で楽しい・・・そんな思いだけが残っています。

柿はいつも元気色。 ピカピカ光る顔を見るとついつい誘われて、買い物かごに入れてしまいます。 今年も豊作のようですね(^o^)丿

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110の70!!

2019-11-07 | 暮らし

先日、血液検査の結果を聞きに掛かり付け医に行ってきました。 診察前のいつもの血圧測定で、『ハイ、110の70』との看護師さんに、思わず、「本当ですか!!」と声をあげてしまったほど驚きました。 血圧と血糖値はいつも基準値より少し高目なのです。 血圧は良くて140前後で、110などは初めてのこと。 血液検査の結果は血糖値をはじめとして、すべて異常なしで、先生から大分気を付けていますね・・・と褒められて、何だかとても面映ゆい気分でした。

健康管理と言っても、緑黄色野菜とたんぱく質をを多目に摂り、毎日夕食に納豆にエゴマ油を小さじ1杯かけて食べていることと、それにかかと落とし体操と夕方の散歩くらいしかしていないのです。 

かかと落とし体操の効果は、骨粗鬆症で通院している整形外科の先生が、年に一度の骨量測定で、股関節の骨量が上がっているのに驚いた様子から、自分でもその効果にびっくりしています。 現在はカルシュウムの吸収をよくするためのビタミン剤の服用だけで済んでいることを 美容院で話したら、『かかと落としね! 今夜から絶対するわ。』と、少し太めのチーフさん。  

かかと落としは「ためしてガッテン」で2017年に新発見ホルモンSPで科学的なデーターを元に放映されてから、一般に知られるようになり、私もその手軽さからダメモト精神で続けていました。 その効用は、骨ホルモンを分泌させ、全身の臓器(脳・肝臓・心臓・腎臓・膵臓など)を活性化させる、ということですが、「継続は力なり」を信じて、引き続き、コツコツさりげなく、健康に留意した生活を送りたいものです。

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