駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

Powder&アキラ(2)

2006年02月11日 | ライブレポ
POWDERを可愛がってくださる元浜松ケントスの常連さんや、全国のケントス巡りファンのお客さんも、このMerry Youでアキラのステージを初めて体験された方も多かったと思う。いつもと違って、新鮮なPOWDERを楽しんでいただけたと思うが、オレとしたら新鮮なというより、懐かしいアキラのステージという感じだ。最も、当然のことだが昔の若いアキラと違って、ステージングは格段と上手かったが。
いつものPOWDERは、MCはいっちゃんが仕切るパターンなのだが、今回はアキラの軽快なおしゃべりを聞くほうに回っていて、それを見ていて可笑しかった。
今回、オレはステージを楽しませてもらった気がする。変なプレッシャーがなく、後ろから客観的にアキラのステージングを見ながら演奏していた。さすがにアンコールでテンポ190ぐらいある8ビートで振られたソロには対応不可能だった。Gソロあたりにはオレの右腕の筋肉には乳酸が広がり、棒状態だった。こんな時はいつも思うが、普段の家での個人練習ができていないことが人に知れてしまって恥ずかしい。じゃあ今日から一気に練習再開だ~!といってもそうもいかないのが現実である。アマチュアの弱さだ。

このところオレは、着々とPC関連知識を増やしていて、今回ライブの休憩時間に自前で作成したばかりの名刺を常連さんに見てもらった。なかなか気に入った出来だったが、他人に見てもらうと自分では気付かない点を指摘されたりした。
ところがそれ以前の問題で、「ロッキンローラーがこんな名刺をチマチマと作るのは変だ」という指摘をいただいた。でもさ、もんさ、チマチマやらなきゃ覚えられないじゃんよー、ってことで、また何か新作が出来たら見てちょうよ!またお気に入りの名刺ができたら常連さんに無理にでも手渡しをするので、いらなくっても喜んで受け取るよ~に!。

ステージの合間にアキラがちょくちょくと自宅と電話連絡をしていたが、ご家族の体調が悪かったとのことだ。風邪を引いておられたようだが、昼間には大丈夫という判断をしてライブに参加することにしたそうだが、夜になり具合が悪くなって大変だったようだ。詳しいことは書かないが、いろいろと大変そうで気の毒だったが、そんなことはおくびにも出さずにしっかりと最終ステージまで務めてくれた。
ライブが終わったら、すぐに片付けて挨拶もそこそこに帰った。1分でも早くアキラを自宅に送り届けてあげたかったからだ。
以前、オレが「部活論」で考察したのだが、このような場合には本当に困り悩む。既に現場に入ってしまった場合、簡単に放棄して帰れるものでもないし、帰ったところでどうこうできるものでもない。昼に一旦OKを出した後、夕方に家族の具合が悪くなって、改めてNGに変更するというのも非常に辛いものがある。
こんな時にこうなるのはツイテナイ。と言うほかないのである。本人にしてもご家族にしてもである。アキラは元プロなので、ご家族に理解或いは諦めがあると思うが、我々アマチュア一本槍の身には、理解してもらおうと思っても無理がある。親兄弟親戚は口を揃えて「こんな時に遊び呆けて」というのは、聴いて聞こえないふりをするしかないのだ。
そんなことで、ステージも無事終了し、皆さんも楽しんでもらえて結果オーライのライブであった。
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Powder&アキラ(1)

2006年02月11日 | ライブレポ
2月10日、浜松Merry Youでの定例のPowderライブがいよいよ明日という段階で、ヴォーカルのジュンジがインフルエンザで突然お亡くなりになられて、もとい大事を取って休養することに決まった。年がら年中風邪ばかり引いているジュンジだが、インフルエンザでは仕方がない。というよりもうつされちゃあ堪らないってことで、安らかにお眠りください、である。
ま、それはそれで仕方がないが、困るのは選曲である。ゆーこをメインにして、ジュンジ以外にリードヴォーカルを取れるのは、いっちゃんにターサンにオレだ。な~んだジュンジいらないじゃ~ん、などということもないわけで、やはり困ってしまうのである。選曲案をいっちゃんが考えてくれて、それぞれがフルで持ち歌を回すパターンであった。新鮮といえば新鮮だがチャレンジャーな曲順表だ。まあ、それもよかろう、と思っていたところ朗報が入った。
いつの間にかいっちゃんがアキラに連絡を取り、突然の出演交渉を快く承諾してくれたのだ。いやあ有り難いことだ。Powderとアキラとは以前豊橋では何度か同じステージをやっているが、浜松でステージを行うのは初めてだ。アキラは名古屋で仕事をしているが、時間のやりくりをしてステージに間に合わせてくれるという。オレは豊橋の自宅まで迎えに行き、一緒にメリーユー入りすることにした。
だが、何しろ当日のことで何の練習もしていないのだ。いきなり3ステージをアキラメインでこなすというのは、これまたかなりのチャレンジだ。でも、オレは何の心配もしていなかった。昔、アキラがケントスに就職する前には、毎週毎週一緒にライブをやっていたわけだし、何しろプロで生活してきたヤツだ、問題などはあるわけがない。
浜松までの車中でも、アキラは昔と変わらず笑える話題満載で、笑いが尽きることもなく、緊張感のかけらもなかった。
実際、レパートリーの広さから考えれば、有名どころのポップスやR&Rは殆んどカバーできているので、POWDERがキーやサイズをオリジナルバージョンで演奏すれば無難に対応してしまうのである。まあ、引退して日が経っているので歌詞が一部あやふやなのもあるらしいが、そこはテキトウに誤魔化すことも元プロの技であろう。
ということで曲順表は、始めにジュンジ用に用意していたものを少し入れ替えただけでOKであった。しかも、ターサンもオレも持ち歌を披露する必要もなくなってしまったのだ!残念てか?がははははは。
アキラはここ一年ぐらいまともにライブをやっていないというのだが、カラオケ大会にはゲスト出場したらしい。何と公会堂ホールの大カラオケ発表会のイベントに参加して、リーゼントテカテカでダイアナをうたったらしい。どうやらおふくろさんの義理での出場だったらしいが、その際、出番待ちをしているときに、カラオケ大会ベテランのおばちゃんに「あんた見慣れない顔だけど初めて?」とか、「緊張しない?」とか、「あんた、クセになっちゃうかも知れんよ?」とか言われちゃったらしい。アキラはきっと「はあ、そうっすねー」っていいながらポリポリしたんだろう。想像するだけで笑える。しかも、その後も再び出場したというのだ。1回目がウケたので再びオファーがかかったそうだ。
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