駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

梅雨のはしり

2006年05月10日 | 駄日記
過ぎ去りし連休中はカラッと良いお天気でしたのに、最終日の日曜日からグズグズのジメジメ天気で蒸し暑いったらありゃしない毎日ですな。
今日も一日湿っぽくて、少し歩くとじわじわと汗をかきました。
特に、まだ衣替えをしておらず、冬から春にかけてのスーツを着ているのでたまりません。
昼にうどん屋で、五目中華をふうふうしながら食った後は、上着を脱いで、ネクタイを緩め、腕をまくり、上着を肩にかけながらハンカチで汗を拭き拭き店を出ました。

「梅雨のはしり」という言葉があります。
言葉自体は以前にも聞いたことはあっても使った事はなかったのですが、まさに今がその時期なんだと実感します。
5月の中旬から下旬にかけて、本格的な梅雨を前に、梅雨に似た天候が続くことをそう呼ぶのだそうです。
先日、TVのお天気コーナーでそう説明しているのを聞いて、正式な気象用語だということを知り、軽い驚きと、何だか懐かしい言葉のような気がして、印象に残っています。
この鬱陶しい時期も、そのうち一旦落ち着いて衣替えの気候となり、本格的な入梅を待つようになります。
もう、蝉の鳴くカンカン照りの夏も間近なのかも知れない、という気がしてきました。
ついこの間の連休には、幼い娘が公園に咲いたタンポポの可愛い綿毛を、小さな頬をふくらませてふ~っと飛ばしていたばかりなのですが。

毎年毎年、我々日本人は次に来るであろう季節に夢を持ち、寒ければ暖かい季節を、暑ければ涼しい季節を待ち焦がれて、今の辛さを我慢してきました。
自分も、何十年も繰り返してきていても、辛い季節を過ぎたらすぐにその辛さを忘れてしまって、次の寒さや暑さを待ち焦がれてしまっているのです。
コメント
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