駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

今後の予定

2006年10月18日 | 駄日記
今日もいいお天気で爽やかな一日だった。
ワッツの葬儀にあたり、このいい天気は悲しみを一瞬でも忘れさせてくれるような、それでいて皮肉なぐらいに気持ちの良い朝だった。
自分は葬儀の手伝いをするため、朝一番で葬祭センタに出かけた。
仕事は一日休めるように手配してきてあった。
現地に到着すると、お通夜から一睡もせずに故人を偲んで語り合った数人のワッツの古き友人達が、赤い目をして酒臭い息を吐きながら座っていた。
話を聞くと、どうやら酒を飲んで帰る術をなくし、そのまま昔のバカ話をして朝になっただけのようだったが、ワッツは多分、あのやさしく含みのある笑顔で昔話を聞いていたことだろう。
オレは夜中になる前に帰ってしまったことをほんの少しだけ後悔した。
葬儀の前、忙しくなる前にと思って、眠ったままのわっちゃんの顔を見ておはようを言った。
すると、ヤツは大好きだったラーク(タバコ)を吸いながら眠っていた。(実際はご家族が棺の中にタバコの箱を開けて置いてあったわけなんだが)
相変わらず無邪気な顔だった。

告別式は、昨日に続きまたも大勢の弔問客に囲まれて盛大に行われた。
夕べ涙を枯らした人たちは、またも最後のお別れに涙を流した。
地元のミュージシャン達がぞろりと集う葬儀は、やはり壮観であった。

葬儀の後、親族に混じって斎場に行った。
待ち時間、朝若氏をはじめ最も身近なミュージシャンと話し合ったが、ワッツのやりかけの仕事は、放っておいてはいかんのではないか、残されたメンバーで仕上げて彼の魂に応えてあげなきゃいかんだろう。ということで考えは一致した。

斎場には来られなかったが、葬儀の後で、ワッツの癒しのハコだった「パラディソ」のママは、早いうちに追悼ライブをやってよと仰っていたということだ。

ワッツの音楽をアルバムという形に仕上げるとか、追悼ライブということに関して、「そのうちに」などと思っていると、日はすぐに過ぎてしまう。
作業はなかなか難しいと思うが、みんなで協力して作り上げていきたいと思う。
これから朝若氏は、ワッツのHPを立ち上げるべく、動き出すということだ。
鉄は熱いうちに叩かないとただの塊のままだからね。
旧知のミュージシャンの皆さん、ご協力くださいね。
コメント (4)
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