駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

このイッパツがキモティイ~!

2008年07月31日 | ドラム&パーカッション
7月31日(木)
GG佐藤ふうのタイトルですけど、考えようによっちゃ何かエロいよね。へへへ。
別に今日はオールスターでのGG佐藤のホームラン競争の話でも、エロ話にするつもりもないんだけどさ。
でもさ、ホームランが球場を興奮の坩堝(るつぼ)に化することができるのも、マンネリした倦怠カップルが愛を感じる一瞬に戻れるっていうのも、この「イッパツ」というキーワードで一致してると思わないか?
オレは常日頃、人生で重要なものの一つはメリハリだと思ってる。
「苦あれば楽あり」だとか「雨降って地固まる」だとか、じっと耐えて花開くみたいなことわざも昔からよく似た文句がたくさんあるね。
ダラダラとした変化のない日々じゃなくて、ぐっと堪えた日々があって、ドカンと花火大会みたいなお祭りがあって「サテ、明日からまた頑張るか」みたいなね。

で、何を言いたいんだお前は!と突っ込まれる前にドラムの話に無理やり持って行くじゃん。
ドラム教室をやっていて、おっ!と思えるドラマーに出会うときは、必ずスネアのイッパツにキンタマ根性を感じるときだ。
中高生の初心者ドラマーに常に言うのは、8ビートではバスドラ1拍めと2拍4拍のスネアに魂を込めろということなんだな。
力任せに、じゃないよ。
オノレの魂を込めるんだ。
このスネアのイッパツが、スネアドラム全体をスコンと抜ける音で鳴らしきった時はやっぱり「キモティイー!」なのだ。
しかもそれはバカでかい音じゃなくていい。抜ける音であればいい。
馬鹿力で叩いても、ツボを押さえてなければ喧しいだけなのだ。
きちっとツボを、慎重且つ大胆にヒットする。これがコツだ。

音はでかくないけど喧しいドラム=トーシロ
どでかい音だけど気持ちいい=プロ
これわかるでしょ。当然だよね。

コンガでもそうじゃん。
スラッシュの「パキッ!」が決まるとキモティイ~!なんだね。
普通のマンボパターンで、「ツクパクツクポコ」ってフレーズなんだけど、このパターンの2拍目がキンタマ根性の入れどころですわ。
①ツク
②パク!
③ツク
④ポコ
この2拍目の「パク!」が「ペタ」になってしまいやすい。
ここはイッパツ決めましょうぜ。
「パク!」じゃあナルイ。
「パキッ!」と言わせるのだ。
これはなかなか難しい。皮物はなかなかいう事を聞かないのだ。
努力と経験こそが大事なのである。
「鳴らぬなら鳴らせてみせよう皮かむり」と昔から言うではないか。(言わん)
叩いたりさすったり、愛情で接するのだ。
ポコをヌルってしたり、パクってしたり、ツクってしたりしてイッパツするわけだ。
わけわからんくなってきた。
コメント
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