駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

Jeff Beck/Rock'n Roll Party

2012年03月02日 | オールドミュージック
3月2日(金)
今まで全く気にもならなかった迷惑メールが、あの日からいきなり山のように届くようになって、もうケータイを見るのも嫌になり、ひたすらナーバスになっているオレです。。。
全く腹立たしい。
もう、気持ちがどんよりと沈んだまんまだ。
笑いたきゃ笑えばいいさ。
他人には人の不幸はご馳走だもんね。
アドレスを変えずに迷惑メールを阻止する方法、誰かご存じないか~。。。


ところで、そのきっかけとなったCDショップで手にとって買った一枚を紹介。
2010年の6月に行われた、レス・ポールのトリビュート・ライブのライブアルバムであります。
同じライブのDVDも販売されていますが、買ったのはCDの方。
レス・ポールといえば、おなじみのギブソンギターの超ヒットモデルで有名ですが、本人ももちろん超有名ギタリスト。
オレはギタリストには詳しくないので知らなかったのですが、2009年に94歳で亡くなられたということで、そのトリビュート・ライブをジェフ・ベックが音頭をとって行ったのが、このライブだそうです。
そんな経緯は全く知らなかったんだけど、「Rock'n Roll Party」という文字と、この魅惑的なアンチークな感じのジャケットに魂を吸い寄せられるような感じで、思わず手に取ってしまったわけです。
やっぱ、ロッキンローラーですもんだでー(三河安城刑事ふうに)。。。
そして、いったん針を落として(レコード盤かよ)音を聞いてしまえば、もうゴキゲン。
洗練されたレス・ポールサウンドかと思いきや、ジャケットのギターもそうだけど、いきなりグレッチのロカビリーサウンドでまたまたメチャメチャゴキゲン。
それもそのはず、ゲストギタリストはブライアン・セッツァーが参加していたんだ。
オールド・ミュージックファンにはたまらんねえ。
そして、ジャズの名曲もあるし、まるで2010年に発表された「エモーション&コモーション」の延長とも言えそうな渋さもあって、本当にご馳走な一枚です。
また、ボーカル陣も素晴らしい。
Darrel Highmanというボーカリスト、まったくプレスリーじゃないですか。
プレスリー・ファンでもそうじゃなくても、ちょっと聴いてみてほしい。
そして、途中入るインスト曲、「ピーター・ガン」や「アパッチ」など、オレなどもいくらでも演奏してきたおなじみの名曲をベックさんがどう料理するか、もう全身耳にして聴いちゃいます。
まあ、そんな感じで、楽しいアルバムだってことは確か。

それにしても、近年のベックさんは年齢を感じさせない大活躍をしておりまして、しかも、新しい衝撃を与えてくれています。
この、一見「古臭い」とも言えるRock'n Roll Partyという手法にしても、ベックさんがやると新しく感じるのがスゴイ。
まあ、このところ一番よく聴いていたのはBBAのライブインジャパンだったりしてね、オレ自身がベックさんづいてるだけかもしれないんだけど、いつまでも時代の最先端のベックさん、シビレます。
コメント (4)
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