『虹のかけ橋』の会員になった

昨日、隣組の葬儀に出たから、というわけではないけれど
もしも、の時に備える、JAの『虹のかけ橋』の会員になりました。

この「もしも」の時は
言わずと知れた母の時、なんだけれど・・・・・

定期預金方式になっていて
会員になっていると
ホールを優先的に使用させてもらえたり
もしも、の時の費用が割引になったり
関係する美容室やホテルも割引になるなど
いいことずくめ（笑）なので・・・・・

きっと、まだまだ先のことだとは思うけれど
備えあれば憂いなし、と思って
入会してきました。

「５年で満期、です。」と言われましたが
「５年・・・・・」
う～～ん、まだもっと先かも知れないなあ・・・・

泣いたり笑ったり・・・・（ケアマネ聞き取り）

夏季休暇を頂いたので、
今日は、なんにも用事はないけれどお休みです。
こういうお休みの取り方も、たまにはいいわよね。
平日のお休みは、でもすることがいっぱい！

私が家にいるようだから、と
まず午前中、ケアマネさんが訪ねてきてくださいました。

母の様子を見に、
そして介護人（私）の様子も見に、来てくださいました。
いつもなら、たっぷり私の悩みや愚痴を聞いて
いろんな相談に乗ってくださってから
母との面談に入るのですが、
今日はなんと、母が部屋から出てきて
嬉しそうに、「市役所の人かね？」と
一緒にソファーに座り、早速話し込みました。
（母は、ケアマネさんを市の職員だと思っています。）

本来おしゃべり好きな母ですから
聞かれると（聞かれなくても？）
次から次へと話をしています。

頃合を見計らって、ケアマネさんから
デイサービス通所のお誘いがありました。
そしたら、「そうだねえ・・・」と乗り気になるではありませんか！！
話している途中で、「でもやっぱり・・・ねえ」とか
「わしなんか行ったって、迷惑になるだけ・・・」
とか言い始めたのですが、
上手に話してくださって、
９月からデイサービスを利用する方向で話が進み始めました。

なんとか、サービスを使ってくれると
私の負担もうんと減るのだけれど・・・・・
これから、運動会や
互助会の旅行の引率（役員なのです）などが入ってくると
早朝から夜遅くまで家を空ける、ということがまだまだ出てきます。
そんなとき、デイサービスを使っていれば、
とりあえず、昼食の心配はしなくて済みますから。

まあ、とりあえず、来週から
母がなんと言おうと、デイサービスに出そうと思います。

隣組の葬式

昨日日曜日は、隣のお宅の葬儀でした。
９０歳のおばあちゃんが亡くなられました。
私より一つ年上の双子の女の子がいて
小学校の頃はよく一緒に遊びました。
したがって、このおばあちゃんにもよくお世話になりました。
母よりひとつ上です。

このあたりでは、隣組で葬式ができると
みなさんでお手伝いに行くのが
昔からの風習です。

隣組は９世帯ありますので、
残りの８世帯のお宅で手伝うことになります。
そしてまた、夫婦でお手伝いしますので
８×２＝１６人、のお手伝いになりますが
ご主人を亡くされたり、お独り身だったり
いろいろ事情があるお宅もありますので
今回は８世帯、１４人のお手伝いでした。

昔は、その隣組が、葬式のほとんどの指揮をとっていました。

板場・・・・弔問客の接待、給仕、食事の準備係です。
　　　　　　お手伝いの女性が全員で関わりました。
帳場・・・・弔問客の香典を管理します。
葬列準備・・野辺送りの際の大幡や小道具を作りました。
墓掘り・・・昔は土葬でしたから、実際に墓穴を掘る必要がありました。

そんなふうに、隣組や地累、親戚一同で葬儀を行ったのは
私の祖父母の時代（昭和４０年代）までで
今は、葬儀やさんがみんな取り仕切ってくれるので
とっても楽です。

それでも、昔の名残として
隣組は夫婦でお手伝いに行き、
駐車場係や、帳場立会いや、弔問客の接待や給仕のお手伝いをしています。

地域によってはもう、その隣組の手伝いすらも頼まない、
という地域もあるようですが、
私はこうした繋がりこそが大事、と思っています。

葬式は、父の時に経験したわけだけれど、
あの時は夢中だったので、よく覚えていません。
そう遠くない将来、我が家でも起こること、と思い
葬儀の一部始終を、記憶に留めておくようにしました。

そしてまた、外に出て働いていると
なかなか地域の皆さんにお会いする機会がないので
この機会に母のことを話してお願いしておきました。

お隣のおばあさんは、
明け方異変に気づいて救急車を呼んだようですが、
医師の見立ての病名欄には「老衰」と書かれていた、
と、息子さんが話してくれました。

なんの病気もなく、薬も飲んでおらず、
本当に天寿を全うなさったのだなあ・・・と
羨ましく思いました。