『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

介護のバイブル

2014年08月10日 | 介護
いつもいつも
心穏やかに母に付き合えるわけではない

疲れがピークに達していれば
口も聞きたくないし
顔を見るのも嫌になる時だってある

それでも、食事の用意はしなくちゃならないし
身の回りの世話だってしなくちゃならない

まずは、介護する自分自身が
穏やかで、気持ちにゆとりを持つために
主人や姉に、手助けをお願いすることもある

そして、一番私を助けてくれているもの・・・
岡上 多寿子さん絵・文の
『いっぱいごめん いっぱいありがとう』

母の認知症が疑われ始めた5年前
そのことを相談したら
保健師の友人が贈ってくれた

当時彼女も認知症の自分の母親を看取ったばかりだった
「もっと早く、この本に会っていれば良かったって後悔しているの。」

いつも、弥勒菩薩のように
微笑んでいることはできないけれど
それでも、そうして接することが
母にとっては一番いいとわかっているから
できる限り努力したい、と思う。
コメント (3)
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