『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

高いのか、安いのか? はたまた これが妥当なのか?

2018年04月14日 | 介護
「高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止、地域共生社会の実現を図るとともに、

 制度の持続可能性を確保することに配慮し、

 サービスを必要とする方に必要なサービスが提供されるようにする。」目的で、

介護保険法が、見直し・改正され

この4月から施行されたのに伴い、

利用料金にもそれが反映されてきました。



母は、1月から施設にお世話になっていましたが、

改定に伴う利用料金の変動が見込まれたことから

これまで、一度も利用料金の請求がありませんでしたけれど

先日、母がお世話になっている施設から、

ようやく今までの分の請求書が届きました。



1月中旬から3月末までの利用料金

 304,227円 也。



これが、高いのか安いのか

皆目見当もつきません。

一日当たりに計算すると、4,225円


部屋代(1日1,000円)と食事代(1日あたりの食費1,850円)と、

あとは母が受けたサービス(介護員さんからのお世話だったり、リハビリだったり、レクレーションだったり…)

の金額と言うことになります。




母は、介護度4、

介護保険は1割負担と言うことになります。



サービスはすべて点数に換算されて

それが金額になるわけですが

それらは本当に微々たるものです。


そう考えると、

介護員さんたちが「給料が安い」と言われるのも

わかる気がするのです。



かといって、勤めた経験もなく

家で農業をやっていた母の年金などはたかが知れています。

年金以上の金額が施設利用にかかっていたら

持ち出しが多くなって、同居している家族が疲弊してしまいます。



もちろん、介護する家族がいるなら

家で過ごすことが一番いいのでしょう。

でも、そうできる高齢者が多くない現在、

国は、

この大切な仕事をする介護員の人件費の補助を

考えてもらいたいものです。




高齢者の介護員と同じように

保育所で働く保育士たちの給料も

低水準であることを

付け加えておきたいと思います。
コメント (2)
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