『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

迎え盆

2021年08月13日 | 生活

主人が、盆棚を作って

仏様を迎える準備をしてくれました。

 

今年も、東京・埼玉の息子たちは帰省しない

寂しいお盆です。

 

毎年、座敷に備え付けますが、

今年はもう、居間に簡単に作る、と言います。

誰もお参りに来ないから、それでもいいんじゃない、と言いました。

居間の隅っこに、備えさせてもらいました。

 

盆花は、実家で作った花束に

家の花畑に咲いていたグラジオラスを足しました。

にぎやかになりました。

 

午後、大雨の中

主人、私、とおと、ちーちゃんの4人が代表で

お墓までお迎えに行きました。

とおととチーちゃんの背中に乗った「祖父母とじいじいじい」は、

無事、盆棚の上に収まりました。

 

「ぼんぼんと待つ盆は、ただ三日。

能無し彼岸は七日ある。」

亡くなった祖母がよくそんなことを口にしていましたが、

子供のころは待ち遠しくて楽しかったお盆も

もう今では、それほどではなくなりましたね。

 

遠くの孫たちが帰ってこないせいでもありますが・・・・。

 

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盆花作り

2021年08月13日 | 生活

盆「好きだった花でお出迎え」・・・・「家の光」暮らしを楽しむ二十四節気手帖 より

 先祖に供える花を野山からとってくることを、盆花迎えといいます。

 盆花には、盆に帰ってくる先祖の霊が宿る依り代の意味があるとか。

 故人の好きだった花や、鬼灯、桔梗など季節の花を織り交ぜながら、素敵に飾りましょう。

 

夏休み、お盆前になると、

近所の友達と一緒に山の中に入り、

盆花を取ってくるのが、子供の私たちの役目でした。

 オミナエシ、フシグロセンノウ、ヤマキキョウ、サワギク、シモツケソウ、トラノオ などなど

 フシグロセンノウを見つけたときはうれしかったな。

今、山に入ってもフシグロセンノウやヤマキキョウは、ほとんど見つけることができません。

オミナエシも畑で栽培しています(苦笑)

 

それで、街に出て盆花を購入することになります。

 

さてさて、今年も恒例の「盆花作り」のお手伝いに

主人の実家に向かいました。

花の種類は、

アスター(紫、ピンク、赤、白、クリーム)

トルコキキョウ(白、紫、薄紫、ピンク、紫の縁取り)

小菊(黄色) スターチス(ピンク、紫)

そして縞萱。

 

それらの花を使って、

それぞれのお手伝いの皆さんのセンスによって

一つの花束に作り上げていきます。

入れる花の色や種類によって、

花束の感じが変ってきますね。

盆棚に相応しい大きさの花束、として作り上げるので、けっこう見ごたえがあります。

これで、なんとワンコイン(500円)というお値打ち価格!!

もっと高くたって、絶対売れると思うんだけどな。

 

一日に数回、義兄さんがお店に配達に行くけれど

行ってみると、前回持って行った花は、そのつど全部完売だったそうです。

(そりゃあそうだよ、500円だもの・・・)

主人は準備も入れて3日間、私は二日、

盆花づくりをお手伝いしてきました。

 

さあ、今日は13日 迎え盆、

盆棚を飾って、うちのお盆の準備をしましょう。

今年のお盆も、だれも帰ってこない寂しいお盆ですが・・・・・。

 

 

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