『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

限界集落

2023年05月04日 | 雑感

4月の半ばあたりから、

下のお宅の奥さん(70代後半?)の姿が見えません。

 

昨年、娘さんが結婚なさって

「一人暮らしになりました。行き届きませんがよろしく。」

と、定例常会で挨拶があった、と息子から聞いています。

 

一人になってからは、

近くに住むご実家の弟さん夫婦が、時折訪ねてきて

家の周りの草刈りやら、畑の世話やらを手伝っていましたし、

奥さん自身も、ご自宅の周りの草取りやら、畑仕事をしていたので、

あまり心配はしていなかったのですが・・・・。

 

今年に入ってからは、

娘さんのところに行っているのか、

1週間くらい留守のような日(カーテンが全部閉まって)が

何回かあったので、

今回もそうかな?と思っていました。

 

そうしたら、

先日廻ってきた「回覧板」のその方のお名前が、消されておりました。

どういう理由かは知らされませんでしたけれど

常会を「休止」あるいは「脱退」ということなのでしょうか?

娘さんのところに行っているのか、とも思いましたが

今日は、娘さんがご主人と、

家の周りの草刈りに来ていましたので、

やはりもう、ここに戻ってはこないのかもしれません。

 

ここ数年で、そうした一人暮らしの女性が、

病気で入院したり、お亡くなりになられたりして

無人の家(空き家)が、増えました。

古い空き家、ではなく、

結構な住宅ばかりです。

 

今、ここの常会は、

一人暮らしでなくても、

高齢者のご夫婦だけというお宅が数軒あります。

お子さんがいても、もう他地区におうちを建てられている、

というお宅ばかりですから、

そう遠くない将来、こうした空き家がもっと増えるでしょう。

 

何年も前から、この地区の「限界集落」について、書かせていただきましたが

これを防ぐ手立ては、何もありません。

幼児や学齢児童がいないわけではありませんが、

すべてにおいて、先細りです。

少子化、

超高齢化、

その先は、何が待っているというのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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