賑やかな公園の花見は避けて、
主人が連れて行ってくれたのは、
「カタクリの里」でした。
山野草のお店で鉢植えを見たことはありますが、
これほどカタクリが群生しているところを知りません。
飯田市の大瀬木梅ケ久保という地区に
昔から群生していた場所を、
地域の皆さんが、大切に手入れされていて、
毎年こんなふうに、解放してくださるようでした。
入場料は、一円も取らないんですよ!
地域のお年寄りの皆さんが、きっと当番で、
駐車場の案内やら、お店の(鉢植えや苗類)の番をしているのでしょう。
カタクリの鉢植えはありませんでした。
カタクリの寿命は40年から50年という説明で、
以前は、種から起こしてカタクリの苗も(鉢植え)も売っていたようですが、
このかたくり、売り物になる(花がつくようになる)には
7~8年もかかる上に、その栽培もとても難しいようです。
それを一手に担っていた方が、
高齢のためにできなくなってしまった、と話されていました。
訪れる人は、
(たぶん)地元の高齢者の方ばかり。
静かでよかったです。
周辺も春の装いでした。
そうそう、
ショウジョウバカマ(これも山野草)が、
散策する遊歩道にいっぱいあって
それは特には保護をしていないようで、
知らない来訪者は踏んづけているのにちょっとびっくりしました。
ちょっと、印や名前をつけておけば、
見学者も気が付くのに・・・・、と思いました。
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