ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

七ツ森と朝比奈三郎

2008年08月06日 13時32分56秒 | みちのく昔話
宮城県黒川郡大和町吉岡付近から国道4号線の西側を見ると、この山々が連なっている。
これが七ツ森です。

写真には、七つしか見えませんね m(_ _)m 見る角度によっては、八つだったり・・・

南から、この順です。写真だと向かって左からですね。
笹倉山(大森山)・松倉山・撫倉山・大倉山・蜂倉山・鎌倉山・遂倉山(とがくらやま)

ここに伝わる伝説があります。


怪力の大男、朝比奈三郎の伝説です。

昔あったど・・・、三郎は弓の稽古をするために、的にする山を造ることにしたんだど。
そこでまず、大きなタンガラ(土を運ぶ為の背負いかご)を作り、鹿島台辺りからタンガラいっぱいに土を入れて、7回運び、的山(薬莱山・矢喰山)をつくりました。
運ぶ途中、一回づつ休む度にタンガラから土がこぼれ、その土が固まって七つの山ができました。
これが「七ツ森」となったのです。
この時、土を掘ったところが「品井沼」で、朝比奈三郎が歩いた所は「吉田川」になったんだと。
最後に、タンガラに残った土で出来た山が「たんがら森」と言われるようになったんだど。


大和警察署の裏から七ツ森を撮影しました。
警察署にはこんな垂幕が・・・

もうやめっぺ ”飲酒運転”

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21 コメント

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やめっぺ (あーさん)
2008-08-06 21:27:39
おっ
”看板”の強敵現る!!
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すべて~ (維真尽(^^))
2008-08-06 22:55:26
〇倉山になってるんですね
倉~蔵~宝ということですよね (^_-)-☆
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山のかたち (silent-holly)
2008-08-06 23:26:58
七つ森、綺麗に撮れてますね。
山の形がそれぞれで面白いし、青田の風情もいいですね。

日頃、魚臭い町に住んでると、青田をわたる風の匂いに憧れます。
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七ッ森のもっと奥 (ぐずら)
2008-08-06 23:43:27
もうずいぶんながいこと行ってませんが、ぐずらが昔ライダーだったころには、宮床から七ッ森を抜け、吉田川沿いを遡上して船形山の登山口までのコースがお気に入りで、特に、途中の嘉太神集落の数軒の家の目の前にある古ぼけて小さな嘉太神ダムのたたずまいが癒し系で、大好きでした。
思い出して地図を見てみたら、嘉太神ダムのまわりに桜の名所の表示
春になったら子連れで行ってみよう~♪
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あーさんへ (ひー)
2008-08-07 00:30:37
カテゴリーに悩みました。
あっこれは、昔話しだった。
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維真尽(^_^)さんへ (ひー)
2008-08-07 00:36:17
そうなんですよね~
宝は聞いた事ないし、民家が少ない場所ですからねぇ~
理由はあると思うのですが、
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Unknown (桃源児)
2008-08-07 01:18:17
朝比奈三郎、巴御前の子供という伝説もあるとか聞きました。
もうやめっぺ、地域の色が出ていますね。
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昔話いいですね。 (ミモザ)
2008-08-07 07:13:00
お早う御座います~♪
七つ森の濃いブルーの色が素敵ですね。
なかなか、七つ揃っても写真が撮れる場所が
なかったような気がしましたが・・・
大和町まで行けば見る事ができるのですね。
今度、行ってみます
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silent-hollyさんへ (ひー)
2008-08-07 08:03:39
いつも、吉田川の土手沿いを走ってて見るのですが、近くまで行って見ました。
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ミモザさんへ (ひー)
2008-08-07 08:16:49
昔はよく大和ICを使ってましたので、その時、吉田川の土手から良く見えました。
以前から、写真を撮ったら書こうと思っていた記事です。
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