定義道・・・定義如来と平家落人伝説 6
ダムに水没したものには天狗橋と天狗茶屋があります。この天狗茶屋は古くから親しまれて来た店で、由緒ある桂清水を利用して「ところてん」の商売を始めたのが初代の天狗茶屋の女主人です。初代は慶応二年生まれといいますから、古くからあることがわかります。
名前等々二代目などもわかりますが、現代は個人情報のこともあるのでここでは割愛します。
今は、車社会となりここは通過地点となり衰退していったようです。
私は、以前から気になっていた仙台から定義如来までの徒歩での参詣ルートを行って見ました。
今回の参考資料にしました「秘境、定義谷」著者・西村勇、発行:楽山西方寺の本の中にこんな唄がありました。
「定義如来参詣道中唄」です。 明治初年の頃の唄のようです。
♪時は旧七月六日のことよ、定義詣りと二人連れ
八幡町を後にして落ち合茶屋にて腰をかけ
これこれ花ちゃんこれから定義に幾里ある
そこで花ちゃんの申すには、定義様まで五里と半
それでは花ちゃん”さようなら”竹は無くても大竹よ
急げば早くも 二本松赤坂小阪もひと登り
青の木茶屋でひと休み、日も西山に傾いた
八枚たんぼを下に見て 昼もさびしい夜盗沢
新道隧道通り抜け、見上げて見えるは高柵よ
大倉日向の切払い天狗橋より天狗茶屋
小田や石子や石名窪、とぜんで通るは山ぎわよ
海老沼、曲戸に栗生坂、地蔵菩薩を伏し拝み
年は古いが若林、千本杉とは此処なるか
夏も涼しいひゃっこ沢、何時もどんどと滝ノ上
はや高森に登りけり小手をかざして眺むれば
矢籠に大原よ、うしろは獅子込みおうとどよ
地蔵平の賽の河原、一の鳥居は高見沢
定義の里に着きにけり五三のキザハシ登りつめ
二人で揃うて手を合わせ、これこれ申し如来様
この縁結んで賜れと二度も三度も伏し拝む
アリヤラン コレハノセイ ササヤレ サンノセイ
まずは、八幡町を後にして 全く関係無いのですが、愛子大仏なるものがあります。
高さは台座を含み16mで材質はなんとFRPです。
竹は無くても大竹よ・・・ でも竹藪ありました。
急げば早くも二本松 赤坂小阪もひと登り
赤坂・・・・やはり坂です。
青の木茶屋でひと休み
夜盗沢からバス路線は終了し極端に狭くなります。 「昼も寂しい夜盗沢」夜盗沢の下になります。自殺者も多いとか?
八枚田んぼを下に見て・・・ 棚田が見えます。
新天狗橋です。 深い渓谷を渡ります。
ダムのえん堤が見えます。
橋を渡ると以前に紹介した小倉神社にでます。
この辺りを下倉地区といいます。
ここは、48号線から大手門から入ると、ダムの手前あたりです。
後半の地名などは、次回の定義道でご紹介します。
昨日は、32時間労働でへとへとで休みました。
つづく
ホームページに纏めています。
定義如来1
定義如来2
ダムに水没したものには天狗橋と天狗茶屋があります。この天狗茶屋は古くから親しまれて来た店で、由緒ある桂清水を利用して「ところてん」の商売を始めたのが初代の天狗茶屋の女主人です。初代は慶応二年生まれといいますから、古くからあることがわかります。
名前等々二代目などもわかりますが、現代は個人情報のこともあるのでここでは割愛します。
今は、車社会となりここは通過地点となり衰退していったようです。
私は、以前から気になっていた仙台から定義如来までの徒歩での参詣ルートを行って見ました。
今回の参考資料にしました「秘境、定義谷」著者・西村勇、発行:楽山西方寺の本の中にこんな唄がありました。
「定義如来参詣道中唄」です。 明治初年の頃の唄のようです。
♪時は旧七月六日のことよ、定義詣りと二人連れ
八幡町を後にして落ち合茶屋にて腰をかけ
これこれ花ちゃんこれから定義に幾里ある
そこで花ちゃんの申すには、定義様まで五里と半
それでは花ちゃん”さようなら”竹は無くても大竹よ
急げば早くも 二本松赤坂小阪もひと登り
青の木茶屋でひと休み、日も西山に傾いた
八枚たんぼを下に見て 昼もさびしい夜盗沢
新道隧道通り抜け、見上げて見えるは高柵よ
大倉日向の切払い天狗橋より天狗茶屋
小田や石子や石名窪、とぜんで通るは山ぎわよ
海老沼、曲戸に栗生坂、地蔵菩薩を伏し拝み
年は古いが若林、千本杉とは此処なるか
夏も涼しいひゃっこ沢、何時もどんどと滝ノ上
はや高森に登りけり小手をかざして眺むれば
矢籠に大原よ、うしろは獅子込みおうとどよ
地蔵平の賽の河原、一の鳥居は高見沢
定義の里に着きにけり五三のキザハシ登りつめ
二人で揃うて手を合わせ、これこれ申し如来様
この縁結んで賜れと二度も三度も伏し拝む
アリヤラン コレハノセイ ササヤレ サンノセイ
まずは、八幡町を後にして 全く関係無いのですが、愛子大仏なるものがあります。
高さは台座を含み16mで材質はなんとFRPです。
竹は無くても大竹よ・・・ でも竹藪ありました。
急げば早くも二本松 赤坂小阪もひと登り
赤坂・・・・やはり坂です。
青の木茶屋でひと休み
夜盗沢からバス路線は終了し極端に狭くなります。 「昼も寂しい夜盗沢」夜盗沢の下になります。自殺者も多いとか?
八枚田んぼを下に見て・・・ 棚田が見えます。
新天狗橋です。 深い渓谷を渡ります。
ダムのえん堤が見えます。
橋を渡ると以前に紹介した小倉神社にでます。
この辺りを下倉地区といいます。
ここは、48号線から大手門から入ると、ダムの手前あたりです。
後半の地名などは、次回の定義道でご紹介します。
昨日は、32時間労働でへとへとで休みました。
つづく
ホームページに纏めています。
定義如来1
定義如来2
夜盗沢、昔は本当に夜盗が出ていたのでしょうね。
32時間労働?大丈夫でしょうか、心配です。
開けているなぁ
って 印象です
FRPの仏像 すごいですね (^_-)~☆
生活があるのですから、今を生きる人々は近代化をはかります。
私のような部外者や観光客の思い込みで「もうちょっとひなびてて欲しい」というのは傲慢なのでしょうね。
でも、なんだか、あっけらかーん!
地名になるほどですから盗賊がいたかも。
仙台から山形への街道筋には、山賊もいたようです。
少し奥には住宅地になっています。
普通は、国道は通りますからね。
この定義への道は江戸から明治~昭和初期ではないでしょうか?
普通は、48号線や泉ケ岳の方面から回り込みますが、この道は近かったのに驚きです。
地元の人しか通りませんよ。
今は、住宅化してます。
バスの本数は少ないですがね。
定義如来参詣道中唄から、そのルートを
歩いてみようと言う発想に敬服しましたよ。
昔は唄のような寂しい処だったのでしょうね。
お疲れ様でした。
32時間勤務も頑張って下さいね(^^)v
気持ちは歩きたかったのですが…
地名の確認には、バス停が便利でしたね。
オラも定義道の大竹原とか青野木辺りの旧街道風の感じが好きです。
あど定義如来までは何回も行ったのに、それより奥の定義温泉だの十里平だのさは行ったごどねのっしゃ…
十里平は樺太から引き上げ者だったはず。後でふれますが、俺もまだ行ってないんです。
写真を撮って来ないと…今はかなり減ってしまったようです。