ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
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旧石器~弥生~そして神道のもとになっているもの

2008年02月18日 22時02分48秒 | みちのく文化研究&歴史
地底の森ミュージアム」について

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たまたま昨日読んだ本に、旧石器時代の事が、書いてありましたので、簡単に記したいと思います。

現在、日本にある最古の遺跡は、、約3万2千年余り前の東京都高井戸東遺跡ではないかと言われている。

この遺跡が出来た時代は、旧人類(ネアンデルタール人)が滅んで、今の人類と同じ新人類(クロマニョン人)が現れた時期です。

旧人類の時代の遺跡は、まだ日本で見つかっていません。

新人類が現れた時代の日本列島は、大陸と陸続きで、その頃の日本海は、大きな淡水湖でした。

この時代にシベリアに居た人々が、マンモスを追って日本列島に南下して来たと考えられます。

この人々が縄文人になったということです。

そして、弥生時代はじめに、江南(揚子江流域)を中心とする中国南部や東南アジアから海路により、まとまって移住してきた集団がいました。

大和朝廷時代に、中国南部や中国北部から朝鮮半島経由で日本に入ったものもいる。

ここにあげたような多様なアジア人が混じりあって、日本人が作られたのです。

しかし日本文化の基層になるものは、シベリアから南下して縄文文化をつくった人々の文化だと言える。

それは、すべての人間や動植物、道具、自然現象などを霊魂のあるものとして敬う精霊崇拝(アニミズム)から作られた文化である。

この日本的精霊崇拝が、神道のもとになっている。



参考文献:地図で読み解く日本史 

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