日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

平らな海

2018年03月18日 | 日記
娘を送ってそのまま海を見に行く。

今日は波のない平らな海。

弱い風に時おりやさしい海の匂いがする。

肩からすべての重荷を下ろして、ただこの光景の中にいるだけのことができれば、何ひとつ問題はないんだと思う。

開いて
信頼して
委ねて

落ち着いて、ただ、いる。



そう思いながらも、あ、と思いついてメールしたりして。

意識はいつも何か「つくもの」や活動を求めていて、宙に浮かぶことができない(と思っている)。

時々思い出して、また忘れて。

まあ、それもよし。




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アチーブメント ふたつ

2018年03月16日 | 苦しむ人とともにあること
家族が不調と聞いて

「それじゃあみんなでお通夜みたいですね」

と言うドクターに

「まあでもなんとかなるでしょう」

と娘が答えた。

それは。
昔カウンセラーがピクリと反応した、あがりのキーワード。

「そうなんです、なんとかなる、そう思えるかどうかなんです。」

だって先がどうなるかなんて、誰も知らない。

それでもなんとかなるんじゃないかなと思えたら、歩いていける。

娘の、子どもたちの、私たち家族の最大のアチーブメント、ふたつ。

一つめ。

先の保証なんてなにもなくても、それでも歩いていける、と思える。

二つめ。

不調な家族を責めることなく、自分の都合ではなく、その人のために回復を願える。


そうしたらつまりこの先も誰かとつながって生きていける、ということだよね。

人との基本的な関わり方を体でわかっているということだから。

先のことなんか何もわからないし

楽観してるわけじゃないけれど

そう、多分。

きっと

なんとかなる。





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卒業の季節

2018年03月14日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
卒業の季節ですね。

ホームスクールの私たちには、頭の痛いことも多い時期なんです。
ずっと行ってない学校から、せめて最後は卒業証書を取りに来るでしょうとか、卒業式は、アルバムはと、いろいろ大変なんですよ。

うちの子はそんな悩みは一切ない「子どもをいちばん大切にする学校」を卒業しました。
有志の子どもたちが運営するので、今年はこうしたらどうかなと椅子が半円形に配置されました。校長先生が一人ひとりにメッセージを送り、誰もが参加したい形で参加する、あるいは参加しない(参加しなくていいんですよ!自分の選択です)素敵な卒業式でした。

どの卒業もこんな風であればいい。

旅立ちの日 

まにまにですよ。昨日は卒業式でした。先生方はみんな泣かないようにとすごく怖くて変な顔だし結局フジタサン(仮名)は男泣きに泣いてスピーチは途切れとぎれだったけど。子どもの......

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そばにいられない

2018年03月12日 | 苦しむ人とともにあること
ごめんなさい。

「からだの側面で」
勝手にくつろぐ、の記事に補足です。

そもそも横にいたくない。

くつろぐ気がしない。

隣、座れるんなら苦労しない。

そういう場合ありますよね?

私にもあります。

そうはさせてもらえない相手の状態もある、というか。

どうしたらいいんでしょうね。

あのね、そばにいたくない時
いられない時は
いなくてもいいと思う。

今は私はこの人のそばでくつろげないんだなあ、とちゃんと自分の気持ちも認めてあげて。

そして心の一部分で、そっとその人のこと
気にしてあげたらいいと思う。

無理はいけませんよ。

無理をすると心はねじれますから。






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とてもくらいよるに

2018年03月11日 | 苦しむ人とともにあること
もうだめかもしれない、と思う

そんな暗い、くらいよるに

涙で光るあなたの頬を

数千年前の星の細い光が照らす


私は知っている

私はあなただったことがある

もう決して夜明けは来ないと

うつむいたままのあなただった


夜は明けると今は知っている

苦しむ必要はないと私は知っている

けれどあなたは信じない、それも知っている

ただ一緒にいる

たとえあなたがひとりきりに見えても


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