故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

売値を自分で決める

2016-05-02 05:56:41 | よもやま話

元気なおばちゃん軍団に会いました。
女子力の高いこの地域では、やっぱりと驚きませんでした。
楽しい会話を楽しませていただきました。


今日のタイトルは。「売値は自分で決める」です。
生産者が、渾身の野菜や果物を作る。
中間業者や卸業者が値段を決める。
これが、農業や漁業の流通の世界では普通です。
誰が作ったかを見て、中間業者は値をつけることもあります。

ここでは、生産者が自信を持って売値をつけられます。
高ければ売れ残ります。消費者の評価をそのまま受けます。
A品(良いもの)とB品(A品より劣るもの)の区分けも自分です。
何を作るかも自分です。
他の流通業界では、普通のことです。

農業地域と言っても会社勤めの方も多いのです。
朝採りの野菜が並びます。不揃いです。
どれもぷくぷくとして、美味しいものばかりです。
レストランでしか見たことが無い野菜(アイスプラント)がありました。
さっそくいただきました。期待(見た目)を裏切らないさっぱりとした味わいでした。

夕食の時、お父ちゃんと飲む酒が、最高に美味しいと言われていました。
そうだろうと思いました。
このおばちゃん軍団、どの方も肌艶がよいのです。
70歳は、まだ駆け出しとか。
80歳以上の現役ばりばりの生産農家の方が大勢おられます。
隣りのおばあちゃんも、朝6時にはもう畑で働いておられます。
背筋は、しゃんとして伸びています。

畑作りで何が楽しいと聞きました。
値段を自分で決められることもその一つと言われました。
毎日が工夫です。自信を持って作ります。
結果がすぐに出ます。毎日が勉強です。
しなやかで、スマートでありながら自信にあふれたものづくりを拝見させていただきました。
今度は、圃場で工夫のお話を聞かせていただきたいと思います。

笑顔かな 口より先に 手が動く

2016年5月2日 

コメント
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