田舎の海の風景です。
瞬時に、あの頃に戻れます。
切羽詰まる。
時間がない。
金がない。
何よりどうしようもないのは、時間が無いことです。
こんな時こそ、力が湧いてくるものです。
だけどいい加減であってはならない。
そうして生きてきました。
かみさんにばれた。ばれそうになった。
ほとんど、ばれていた。
優しいかみさんは、わざと見逃してくれた。
切羽詰まるほど時間がないのに、どうしてそんなことを思い出すのでしょ。
今日のテーマは、「修羅場をくぐり抜ける」です。
向こうから酔っぱらいが来ます。
若くてすばしこい感じです。
もう少しです。
このままでは、肩があたります。
ええいままよ。とわざと肩をぶつけます。
そして、咄嗟に相手の胴に組み付きました。
あっけにとられている相手の後ろに回り、
耳元に、「飲みなおそう」とささやきます。
あっという間の出来事でした。
二人並んで、見知らぬ同士が飲んでいました。
こんな風にして、修羅場をくぐり抜けてきました。
今日も時間がありません。
でもこうして書いています。
アリスの時計を持って、常に走っているウサギのようです。
やはり、時間がありません。
ごめんなさい。
素直に最初から謝ればよいのに。
抵抗なんかするから。
そうして生きてきました。
毎日が修羅場と思えば、あわてることはありません。
とにかく切り抜ける。
そんな強い気持ちがあれば、知恵はついてくるものです。
諦めない。この気持ちこそ大事にしたい。
これでいいんでしょうか。
反省を繰り返すも、もう次の修羅場です。
妻から、時間がないのにあれもこれもまだよ。
すみません。
今日はこれまでとします。
走り過ぎ これでよかった ほっとした
2016年5月21日