故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

癒しどころ

2017-08-10 06:35:10 | よもやま話

いっぱいで止められましょうか。


走れない、打てないそして守れない。
昨夜のソフトボール練習での出来事でした。
怪我をしないよう、汗をかくまでストレッチをしました。
少しでも遠くへ投げられるよう、肩をほぐしました。
良いことが一つだけありました。
身体が軽くなったことと、あがらなかった右足の甲が少し動くようになりました。
腰を痛めた後遺症で、右足の甲をあげる神経が思うように働いていませんでした。
今月末の大会まで、練習だけは出るようにしましょう。

今日のテーマは、「癒しどころ」です。
「あとで」と期待させる。
「あとで」があったためしがない。
それでも通い続ける癒しどころです。

何故通うのか。

日常から離れらる唯一の桃源郷なのでしょう。
明日の子供達のご飯は、教育費はと我が家では毎日厳しい会話が続きます。
嫁にしてみれば当然のこと。
売り上げは、見通しはそして部下の教育はと、会社では責められます。
部長とて当たり前のこと。彼も役員にできるだけ良い報告をしたい。

癒しどころでは、王様気分です。
どうしてあんなに持てるんでしょう。
歯が浮くどころか、ガタガタになるほどの褒め言葉。
よくもあんなに嘘がつけるものと、褒めあげます。
アルコールも手伝い、実に気分がよい。
それに、何故か美人と来ている。
これもアルコールのせいでしょうか。
待たせることもなく、胃袋も満たしてくれる。
やれやれ、行かぬわけにはいかないのです。

帰り道でぶつかった電信柱。
頭をさげてあいさつするお父さんを見ます。
駅の階段がどうにも上がれない。
そんなお父さんの家路は遠い。
家に着くころには、酔いも覚めています。
家では、待ちくたびれた奥様が素顔で迎えます。
ギャップが大きいのです。

それだけが通う理由ならまだ救われる。
虚構の自分で、ちょっぴり恋をしてしまう。
あとは推して知るべし。

仮に、家が癒しどころとしましょうか。
一本のビールを二人で飲んでちょうど良い。
今日は少し念を入れた夜のお化粧。
あれあれ、亭主は高いびき。
奥様は、そんな旦那を蹴っ飛ばしたくもなるのです。
ほどなく、奥様も高いびき。
こんな良いことはありません。
少しだけ、笑顔で迎えてあげるだけでよいのです。

ただいまに 笑顔で出迎え 犬だけか

2017年8月10日

コメント
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