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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

書くことが無い

2017-08-25 05:51:06 | よもやま話

ザルツブルグで見た、窓の中のモーツアルトの像です。
難しそうな表情でした。今晩何を食べようかという顔じゃありません。
「時空」とタイトルを付けました。


久しぶりに会った仲人さんは養老院におられます。
出かけて転んで骨を折った。
独りでの外出許可は出なくなりました。
よって、終日建物の中での生活になってしまいました。
三食付きで、冷暖房完備です。
ルーチンワークのほとんどが必要なくなりました。

10年日記をつけておられました。
今でも、続けておられます。

「書くことがない」と言われました。
刺激(外から自分に関わる情報)が無いから、そうかなとも思いました。
手紙を書くのも億劫になったと言われました。
本も読まなくなった。
テレビで視る日本の風景もほとんど行ったところと言われます。

帰り際に、ドアの前の机に週刊新潮が置いてあるのを見ました。
何十年も前から読まれているのを知っていました。
この婆さん、相変わらずだと感じました。
きっと、隅から隅まで読んでおられるのでしょう。
そして、「ふんふん」と辛めの評価をしておられることでしょう。

私も、「書くことが無い」と時々感じます。
しかし、知っています。
単に面倒なだけなのです。
毎日やっていれば、何でもないことです。
うまく描こうなんて思わなければ、簡単なことです。
やることがないなんて、嘘っぱちです。
山ほどあって、ただ出来ないだけなのです。
やろうとしないだけです。

草取りを始めたら、
「ごはんよ」の声も聞こえぬくらい夢中になってしまいます。
草取りは、実に単純な作業です。
しかしとても面白い。
取った分だけ、きれいになるからです。
長靴を履いて、長袖、ズボンに手甲脚絆をして、準備をするのが面倒です。
家の中に入る時、また更衣をするのが面倒なのです。

書くことが無い。
ちょっと前に書いた記事を読み返します。
それそれ、書いているじゃありませんか。
しかも偉そうに。
それでよいのです。
その時の体調で、一生懸命描いたことなんだから。
けっして前の記事を破れません。
そのまま残します。

夜の道 金木犀に 刺激受け

2017年8月25日
コメント
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