故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あなたは休めますか(Part2)

2017-08-30 04:26:57 | プロジェクトエンジニアー

今日のタイトルを決めて、ふさわしい絵を過去描いたものから選びます。
立川駅前で見た、飛行機野郎の彫像です。
彼に休む間はあったのでしょうか。


2017年6月21日投稿記事「あなたは休めますか」にヒントを得て、
Part2を書こうと思いました。
(ハイライトをクリックすると過去の記事が読めます)

私達の生活に、トラブルや予期せぬ困りごとは常にあると言っても良い。
20mはあろうかと思えるプールの上にいます。
プールの水深は10mほどです。
水槽のようなプールの上から水面まで10mほどです。
いろんな格好をして飛び込んで遊んでいます。
遊んでいるのは、高校時代の同級生です。
あろうことか、プールの縁までは、梯子で昇ります。
たまたま、上にいたのは私と女子高生の友人です。
梯子が崩れてしまいました。文具やが作った梯子です。
厚さ1mmの組み立て製でした。

梯子が崩れるや、彼女が気絶してしまいました。
私は、彼女の水着を掴んで、彼女の全体重を一本て掴んでいます。
もう一本の手は、プールの縁の手すりを掴んでいます。
もう無理。
で目が覚めました。腕の上には、妻の体重がかかっていました。

夢の説明を妻にしました。
「自由自在ね」との返事でした。
いつもの突拍子もない夢です。

さて、タイトルは「あなたは休めますか(Part2)」でした。
結論から言うと、私は休めました。
いい加減な私です。
転職を6回繰り返しました。
ここ3年で2回です。
あと4回の内、2回は元居た会社への出戻りでした。
つまり、約40年のうちに3社に勤めたことになります。

ここが潮時と転職を繰り返しました。
この会社でやることは、もうないと辞めました。
今辞めなければ、ずるずると行ってしまうと危機感を持っていました。
転職したからと言って、自分がしたい仕事はできませんでした。
それぞれの会社で3年が過ぎた頃、転機がありました。
そういえば、あいつがいたな。やらせてみるか、てなもんです。
案外やるじゃないかと、その後も使ってもらえました。

誰でも煮詰まる時があります。
転職した先で感じるのは、「あれ?でした」
なんだ、案外だなとも思いました。
これがよかった。

夢見た先は、案外のものでした。
転職を繰り返すきっかけです。
どこでも働ける。
必要とされているから募集がある。
でも、大事な仕事を任されるまでは時間が必要でした。
どこの会社でも、困った時や新規分野での仕事でした。
要するに、適切な人物がいない時に、転職組の中から選択するのです。
会社の本流の仕事には、なかなかつけないのです。

そっちがそうなら、こっちだってと開き直れたものです。
退職したら、こんなことがしたい。と永年勤めている人は誰でも夢があります。
できないことだからこそ、自由な時間が取れるようになったらと感じるのです。

退職後、毎日釣りに行く先輩に会いました。
苦痛だと言われていました。
釣った魚を、最初のうちは近所に配ることができた。
今日はいかないのと、妻からせかされて出かけるようになりました。
今まで忙しいと、いないのが普通だったのに、毎日いるなんて許せない。
これが、わからない。
図書館だって、映画だって、2か月も通い続ければ仕事(義務)になり、
ちっとも面白くなくなります。あの焦がれるような気持ちは何だったの。

つまり、「あなたは休めますか」です。
出来ることなら、休んでやった方が良い。
思いつくことも、焦がれることも、数十年後には空手形です。
気持ちは、他のことに向いています。
状況(家族の反応)は変わっています。
やりたいことがあるのなら、できることならやっておいた方が良い。
浮気をするのに、自由な時間ができたなら。と思いますか。
そこだけは、速攻でしょう。

置いていかれると、焦る気持ちが無駄なことです。
誰も心配などしてくれていない。
あなたがいなくても、会社は回ります。
さっさとやりたいことをやることを勧めます。
少しの時間でも良い。始めることです。
それには、
「休めることができますか」となります。
決して無責任なことではありません。
やってみたら、案外つまらないことかもしれない。
何十年も夢を温めることなんてできない。
きっと状況が変わっていますから。

夢は夢でも良いのかな。
そんなに高い優先度じゃないから。
と言い訳を考えます。
それも人生ですね。

あっち水 旨いと焦がれ 絵となった

2017年8月30日
コメント
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