別れの宴に友人が集まってくれた。
一年物の梅酒で乾杯し、時短の料理でもてなした。
いつまでも、忘れない。元気でいてね。
1分間で、嘘を見抜くゲームをやっていました。
矢継ぎ早に質問する。嘘をつく相手に考える余裕を与えない。
引き返し、少し角度を変えて同じ質問をする。
結果は、見事に嘘を見抜いていました。
キーワードは、嘘の上塗りはできないこと。
知らないことは、やはり知らない。
曖昧な答えを繰り返す。
今日のタイトルは、「聞く力」です。
世界中のミャンマー人がデジタルレジスタンスを繰り広げています。
SNS上で溢れる動画を時系列ごとに並べ一つの確信を得る。
動画に映っている人に電話をし裏を取る。
軍の政治の嘘を暴き、デジタル通信で世界中に発信する。
ここまでは、当事者の活動です。
投稿を読んで正しく判断できる人がいる。
暴力に屈し、反対意見を封じ込める体制下の国民にできることは限られている。
身近の人に始まり、世界中の人々が同情し、真実を知る。
そこからが問題です。
世界中の人々の「聞く力」が試されます。
民主主義国家が、軍事態勢に協力するものに制裁(資産凍結、渡航禁止など)をする。
世界の声を無視してビジネスを展開することはできない。
私は、国際的な機械メーカーに勤務したことがありました。
次から次に雨後の茸のごとくコピー会社が誕生しました。
開発費のかからぬコピー機は、飛ぶように売れた。
数十年の耐用年数を誇る機械です。
10年後故障し、摩耗部品を交換したい。
茸の会社は、すでにこの世に存在しません。
売り逃げです。
日本の会社(機械を購入する側)の担当者の言葉が沁みた。
「俺が偉くなっても、足を引っ張らない機械を導入したい」
少々高くても本物の会社から買いたい。
デジタル発信が、いじめの温床となる。
誰かの血がにじみ出る努力の結晶を、さも自分の開発品(オリジナリティー、真実など)のごとく発信する。
中国でカルビーがポテトチップスを生産し売り始めた。
コピーメーカーが追随し、少し安い価格で売った。
販売網を独占し、90%のシェアを誇った。
コピーメーカーの社員が、カルビーの製品を食べるにあたり、コピーだがよくできていると言い放った。
どちらが真実で、嘘なのか、人々が判断する。
一発で立ち直ったビール会社がある。
出会うほとんどの人が、俺が貢献者だとひっそりと話してくれた。
「聞く力」が試されています。
「利き酒」のように、本当の力が試されます。
真実を見抜く力です。
私達の良心に問いかけています。
真似許す 学んだあとに 試される
2021年4月17日