絵のタイトルは、「宴も半ば」です。
美味しいものを食べました。
まだ、残っていると密かに期待します。
生きるも地獄、死ぬも地獄です。
未明に、彼(ほとぎす)の声を耳にしました。
今年は、昨日から鳴き始めました。
「特許許可局」とか、「てっぺん欠けたか」と聞こえます。
けたたましい鳴き声で、夜中も鳴きます。
朝晩はまだひんやりとし、昼は暑い。
夏が来ると予感させます。
今日のタイトルは、「年寄りの冷や水」です。
地域のボランティアは、年寄りに回ります。
経験者がよいと思われがちです。
若い人は、仕事があると辞退します。
若い人がやったほうが、地域に溶け込めるし、早くから責任感が醸成される。
ボランティアは、地域の問題(過疎、災害対策、美化運動など)に向き合う仕事です。
年寄りに寄り添った施策が提案され、足りないことが行政(税金)に反映される。
地域に生きようとする若者の求めることが薄れてしまう。
年齢が多くなると、仕事のスピードは格段に落ちます。
汚れたら、ただちに掃いて拭く。
下着は、若い時より頻繁に着替える。
尿漏れはあるものとする。
洗濯も溜めずに、毎日やる。
それでも追い付かない。
やったつもりでも、忘れることが多い。
隣の部屋に来て、あれなんだっけ。
忘れないようにと買い物リストにメモする。
そのメモを忘れる。
こんなことは、しょっちゅうあることなので、気にしないほうが良い。
髭剃りもままならない。
入れ歯のところは、へこみ皺となり剃りにくい。
仕方がないので、唇の裏側に舌を入れ膨らませて剃ることにしている。
同居する若夫婦に気を遣う。
スマホ代も通勤する車のガソリン代も親が年金で払う。
食卓にあがる野菜も旬の幸も、親が採り作る。
都会に暮らす若者は、そんな恩恵は得られない。
地域格差です。
田舎暮らしはのんびりとして良いものと都会人には映る。
良いところだけ切り取ることはできない。
苗や種を植え、夏から秋に収穫する野菜や果物の手入れに忙しい。
ボランティアに遊び(ゴルフ、釣り)が加わるので暇ではない。
こんなはずじゃなかった。
投げだせないし、あきらめきれない田舎暮らしが続く。
2024年5月21日
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