産んでくれたお母さんは、橋の向こうにいます。
時々行って、ご飯を一緒に食べる。
組織の中で生きていくにはルールを守らなければならない。
このルールが厄介なのである。
宿題が終わらないと、おやつを食べさせない。
食事の前には、手を洗いましょう。
夫婦の間でも、暗黙の了解事項と約束事がある。
実行されないと、夫婦間でぎくしゃくしてしまう。
今日のテーマは、「弾ける」です。
弾けるとは、
裂けて開く。成熟して割れる。罅裂(かれつ)する。はぜる。
(広辞苑より)
世でいう、「KY(空気を読めない)」の人がいます。
プロジェクトなどの現場では、危険予知(KY)として使います。余談でした。
唯我独尊とはいかないまでも、自己中心的だと誤解されます。
KYの人は、一つのことに集中するあまり周りが見えない。
具体的には、二つのことを同時にすることが苦手です。
自分の考えていることに集中するあまり、他のことができない。
他のこととは、配慮とも言い換えられます。
空気を読みすぎると、忖度にもつながります。
皆が、こうしてくれるものと思いがちです。
KYの人こそ、ブレークスルーができるんじゃないかと考えます。
もっと、自分を出していいんじゃないかと思い、この稿を書き始めました。
もやもやと、いつまでも殻に閉じこもっている。
親も子も弾けてよいのです。
私達は、子どもの成熟を止めている気がしてならない。
いい親でありたい。いい子でいたい。
小さな組織がすべてじゃない。周りを大きくしてほしい。
家庭ではとんでもないくそ親父が、他の世界では神様扱いでもいいじゃないか。
どんなルールも破られるためにある。
ここの非常識は、あちらでは普通のことなんだ。
弾けた種は、自分が育つ土地を見つけ、栄養を摂取するでしょう。
不毛の土地でも立派に育った苗は、栄養を摂る為に根を伸ばすでしょう。
光が当たらなければ、隣の木にすがりながらでも背を高くするでしょう。
温室育ちは、冷たい風に当たるだけでしおれてしまう。
私達の役目は、種を弾けさせることで終わりのはずです。
弾けた種は、自分で生きていけ。
重き靴 蔵から出して 再挑戦
2019年6月11日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます