![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/72/6b7d8417c711c75ce1fe95467933a6f2.jpg)
*2013年4月15日撮影
日あたりのよさそうな斜面に、細い茎の先にポッと毛の広がった小さな花が広がっています。
ヒメカンスゲという花のようです。
笠や蓑を作ったスゲ(菅)の仲間で、常緑のものをカンスゲ(寒の間も青いスゲ)といい、カンスゲに似ていて小さいのでヒメカンスゲ(姫寒菅)です。
いわゆる雑草の代表格はイネ科の植物ですが、イネ科に対抗する一大勢力がカヤツリグサ科で、そのカヤツリグサ科の中で最大のグループがスゲ属です。
スゲ属は大きさの大小はあるものの、みな同じような花穂をつけます。名前の特定がたいへん難しいといいます。
草丈が小さいことと、春の早くから花を開いていることから、ヒメカンスゲだとしました。間違いだったらごめんなさい、です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/55/878016c9729d3ebc979d527db3a03921.jpg)
*2913年4月15日撮影
斜面を埋め尽くすように広がっている風景はなかなかのものです。
掃除用のハタキのような姿のふわっと開いた花穂はかわいいのですが、花が開く前の穂も薄茶色でスッとのびて、いい感じです。
私は基本的にこういうものが好きなのです。