*2013年4月18日撮影
鶴ヶ城公園の中のあまり人が立ち入らない場所に、カタクリの花が咲いています。
でも、あまりいい写真が撮れなかったので、お見せするのは先週フクジュソウを見に行ったとき咲いていたカタクリです。
以前アズマイチゲを紹介したとき、スプリング・エフェメラルという話をしました。
日本語では春植物というらしいのですが、ようするに春にだけ姿を見せる植物です。春に茎をのばして葉を広げ、花を咲かせ、夏には枯れてしまう花たち。
アズマイチゲだけでなく、これまで私がとりあげた花では、キバナノアマナもフクジュソウもスプリング・エフェメラルです。
そしてカタクリもまたその仲間です。
カタクリもフクジュソウと同じく、花を付けるまでには7~8年かかるのだそうです。
カタクリの群生を守るためには、なによりも人が踏み込まないことが肝要のようです。
*2013年4月18日撮影
カタクリの群生が見られる場所が、福島県内にはたくさんあります。
場所にもよるでしょうが、おおむね今ごろが見頃ではないかと思います。
下にメモを載せますので、見に行ける人はぜひどうぞ。
*福島県内のカタクリ群生地(それぞれのサイトにリンクしているわけではありません。くわしくは各自お調べください。)
○福島市近辺――――土湯温泉の仁田沼
○郡山市近辺――――三春町のカタクリの里
○白河市近辺――――関の森公園
○会津地方―――――三島町の大林ふるさと公園、喜多方市高郷町の鳥屋山登山道
○南会津地方――――只見町の蒲生カタクリ公園