*2016年6月3日撮影
イネ科の草は雑草の中の雑草で、ほとんどだれも名前などは気にせず、ただの草です。
でもこうして穂が金色に輝いて風になびいている姿を見たりすると、なぜかとても気持ちがほっこりします。
この草はカニツリグサです。
*2016年6月3日撮影
開花の頃は少し紫色がかっていて、遠目には金色に見えることがあります。
今日はこんなふうに日の光を浴びて輝いていたので、まさに金色の穂です。
なんと豪華な眺めでしょうか。
*2016年6月3日撮影
カニツリグサという名は、昔子供たちがこの草の穂で蟹を釣って遊んだということによるそうです。
釣った蟹は沢蟹なのでしょうか。
昔の人にとってはこの草もただの雑草ではなく、ちゃんと意味のある草だったことがうかがえます。