*2016年6月7日撮影
雨の予報にもかかわらず、きょうは青空の多い曇りで、さわやかな1日でした。
会津の鶴ヶ城の石垣にマンネングサが生えています。
昔、石垣を覆うためにマンネングサを植えることがあったといいます。
ただ、高温多湿に弱いためほとんど生き延びられなかったそうな。
そんな名残が、石垣の一部に残っているのでしょうか。私の勝手な想像です。
さて、この写真のマンネングサはメノマンネングサではないかと思います。
メノマンネングサは「雌の万年草」で、「雄の万年草」に対して小さいことによる命名のようです。
*2016年6月7日撮影
メノマンネングサは山好きの人たちの間では高山植物として認識されています。
山地の岩場に生えるからです。
ただお城の石垣も、岩場と言えなくもありません。
赤い茎が印象的です。
高さ10cmあまりのごく小さな草です。
*2016年4月2日撮影
メノマンネングサ(?)に気がついたのは3月の末。
こんなふうに、赤い苔のようです。
ところがこれは苔ではなく、マンネングサだということにたどりつきます。
細くて小さな葉の様子と赤い茎から、メノマンネングサではないかという結論を出しました。
ちょっと変わった、でも妙に魅力的なマンネングサの一種の話でした。