
*2018年7月2日撮影
7月になりました。まだ梅雨なのに、おもいっきり夏本番です。
一日中青空で、ものすごく暑いのです。
こんな日は朝早く出かけようなどと思いながらも、出そびれてしまえば何にもなりません。
午前8時を過ぎたら、もう猛暑です。
さて、そんなふうにして汗まみれになりながら草むらを見ると、とても珍しい昆虫を見つけました。
ちょっと遠いけれど撮った写真がこれです。
トンボのようだけれど、ぜんぜん雰囲気が違います。
これはオオツノトンボという昆虫です。

*2018年7月2日撮影
オオツノトンボがクズのつるにとまっています。
翅はトンボのようですが、長い触覚があります。先端に丸いものがついています。
胸のあたりは毛が生えて、もふもふです。
なぜか腹部を90度近く折り曲げて背側に向けています。

*2018年7月2日撮影
そろそろと回り込んで、反対側から撮った写真です。
ツノトンボ類というのは、分類上トンボとはかなり遠くて、アミメカゲロウ目に属す昆虫だそうです。
私の住んでいる近辺で見かけることはほとんどないので、きわめて珍しいものに出会ったと思います。
ネットでツノトンボを検索してみたら、どうやら日本中どこでもきわめて珍しい昆虫のようです。
猛暑のなかでのしあわせな出会いでした。