
*2018年7月5日撮影
今日も雨の予報でしたが、午前中は降られることなく歩いてくることができました。
日差しのない曇り空でしたが、猛暑よりはましというもの。
さて今日は道端に生えているクサイという草をご覧いただきます。
クサイは「臭い」のではなく「草藺」ということです。
「藺」はイグサの「イ」で、イは円筒状の茎で出来ていて葉がないのですが、クサイは葉があるので「草のような藺」という意味だそうです。
いずれにしろ踏みつけても気づかないような目立たない雑草で、地味なことはこの上ありません。
この写真のクサイは、花が終わって実がついているようです。シロツメクサもいます。

*2018年7月5日撮影
クサイの花です。
先の尖った6枚の花被片が放射状に咲きます。白いというよりも透き通った感じの花です。

*2018年7月4日撮影
そしてこれは花が終わって実がなっている姿です。
同じ場所に、花が咲いているものも、実がなっているものも、もう枯れ始めているものも、混在しています。
個体によって生育状況はいろいろです。

*2018年7月4日撮影
会津の鶴ヶ城公園の人通りのある場所に、この草は生えています。
なぜか人の歩いた道、人の踏み跡が好きなようです。
おまけにここは草刈りがあるので、あまり大きくはなれません。
クサイはここでは背丈が20cmから30cmくらいですが、条件の良いところでは60cmくらいには伸びるようです。
最後にもう一枚、花の咲いているクサイの写真です。