
*2019年8月2日撮影
8月です。真夏になりました。
先月末に梅雨が明け、同時に猛暑がやってきました。
連日35℃越えの日々です。明日の予報は37℃越えです。
あまりの暑さに散歩も控えています。
昨日の朝早く、少し気温が低めだったので、ちょっとだけ出かけてみました。
セミが待ってましたとばかりに鳴いています。ミンミンもアブラもツクツクボウシも、一斉に出てきました。
セミの抜け殻も低い草にばかり目立って、例年のように桜の葉に登ってくるものが少ないようです。
セミも早く脱皮したいと焦っているのでしょうか。
トンボもたくさん飛び回るようになりました。
写真を撮ったのはコシアキトンボです。
コシアキトンボは樹間の空き地のようなところを飛び回っていることが多いのですが、ときおり止まる時を待って撮影します。
これはクズの蔓に止まったコシアキトンボです。
黒い体なのに腰の部分が白く抜けているので、「腰空蜻蛉(コシアキトンボ)」というわけです。

*2019年7月21日撮影
会津の鶴ヶ城公園にコシアキトンボが多いのは、お堀に産卵するからではないかと思います。
この写真のコシアキトンボは雄だと思います。
腰の白い帯模様が白くて幅が広いからです。
お堀の縁で撮影しました。自分の縄張りを確保して雌を待っているのでしょうか。

*2019年7月3日撮影
少し高いところの木の枝に止まるコシアキトンボ。
このトンボは羽の先が黒いのがまず目に入ります。これはコシアキトンボの雌の特徴です。
下から見上げているので、腰の部分の模様がよく分からないのですが、黄色い縞模様に見えます。
雌の場合は、腰の白帯が黄色くて、さらに縞模様になっていることもあって、黄色と黒の虎模様に見えます。
飛んでいるコシアキトンボの中では、雌の虎模様が目立ちます。
コシアキトンボの場合は雌の方が色鮮やかで派手に見えます。