さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

セリ

2019-08-08 22:49:07 | 草花

*2019年8月8日撮影

 今週は連日、気温が37℃を超えるという異常な猛暑が続いています。
 今日は立秋とあって、心なしか早朝の風が涼しく感じたので、久しぶりの散歩に出ました。
 しかしやっぱり、午前10時を過ぎる頃には気温が急上昇。午後には36℃を超えました。

 休耕田にセリの花が咲いています。
 こんなにたくさんあったのかと思うぐらいの花の量です。
 これまたたくさん生えている様々な雑草の中から、首を伸ばすようにして、白い花を咲かせています。





*2019年8月8日撮影

 セリは春の七草のなかのひとつとして知られ、早春に若芽を摘んで食べます。
 独特のさわやかな香りが美味しいものです。

 湿地や畦道など湿った場所に生える草で、もちろん休耕田にも生えます。
 花の咲くのは夏ですが、そのころには他の雑草も勢いよく伸びていて、雑草の中にセリの花という感じになります。

 この写真も白い花の下の大きな三角の葉はヒルガオのもので、たがいに入り組んでいます。





*2019年8月8日撮影

 いろいろな雑草の中に伸びているセリの図です。
 セリは同じ場所に集団で生える草で、「競り合うように」伸びる、あるいは「競り合うように」花をつけるという意味で、「セリ」の名が付いたと言われます。
 セリ同士も競り合っているのでしょうが、ここではセリと他の雑草もまた、草丈を競り合っています。