さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

サルスベリ

2019-08-12 22:48:26 | 樹木

*2019年8月12日撮影

 日中は相変わらずの猛暑で、今日も36℃になりました。
 ただし朝晩は涼しいと感じられる程度になりました。暑い夏もそろそろ終わるのかなと、期待しています。

 今、花の盛りのサルスベリです。白い花です。
 サルスベリは「百日紅」と書くように、本来は華やかな赤紅色の花なのですが、白花のサルスベリもあります。
 白花の場合は「百日紅」と書くのは違うような気もするので、「猿滑」でしょうか。





*2019年8月12日撮影

 サルスベリの樹皮ははげ落ち、木肌がつるつるになるので、猿でも滑って登れないだろうということからサルスベリの名が付いたようです。
 その名前からすれば「猿滑」なのですが、原産国の中国の表記「百日紅」をそのまま使いながら、読みだけをサルスベリにしたわけです。
 「百日紅」という名は、紅色の花が100日咲き続けるという、花の特性を表した名前です。
 日本語読みで「ヒャクジツコウ」ともいいます。

 花とともに緑の球形のものが多数ついていますが、これから花が開く蕾だと思います。
 花の後の若い果実も同じような姿をしていますが、時期的にこれは蕾のようです。




*2018年8月10日撮影

 ちりちりの花がシャーベットのようです。
 サルスベリの花は中心に雌しべ、その周りに雄しべがあって、花びらは細い柄がついていて中心部から離れて縮れた花弁が6弁ついています。
 それで花全体が縮れているように見えます。黄色い雄しべが目立ちます。

 今回は白花のサルスベリの、花のアップの写真でした。