*2019年8月25日撮影
今日は基本的には晴れの日だったのですが、ときおり急に雨が降るという厄介な1日でした。
雨は秋雨で、気温は急に下がります。
日がさせば暑い夏を思わせる気温になりますが、30℃にはならずに過ぎました。
キツネノカミソリという花が咲いています。
ノカンゾウに似ていますがちょっと違います。
花はノカンゾウより赤みを帯びていて、花の作りがシンプルです。
*2019年8月25日撮影
キツネノカミソリはヒガンバナ科に属していて、花の頃には葉が無いことが特徴です。
ノカンゾウも近縁なのでしょうが、今はススキノキ科のワスレグサ属ということになっていて、よく分かりません。
植物の分類も今はDNA鑑定が主流で、頻繁に分類の変更がなされているようです。
*2019年8月25日撮影
分類の話はともかく、「狐の剃刀」という名の由来をちょっと。
花の頃には葉が無いキツネノカミソリですが、春に芽生えるころにはまず葉が伸びます。
このときの葉の形が、日本伝統のカミソリの形に似ているというので、キツネノカミソリと名付けられたそうです。
なぜキツネなのかはよく分かりませんが、よく親しまれた動物なのだと思います。
日本伝統のカミソリというのがどういうものかというのは、ぜひそれぞれでお調べいただきたいと思います。