さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

イカル

2014-03-08 22:41:47 | 

*2014年3月7日撮影

 今日は大雪です。少し積もりました。まだ降っています。

 そんなわけで、今日は昨日撮影したイカルです。
 イカルの群れが地面をつついていました。たぶん落ちている木の実(カエデの実?)を食べているのだと思います。
 すごい数だったのでびっくり。





*2014年3月7日撮影

 イカルは黒い顔に大きな黄色いクチバシが特徴です。
 体つきはシメに似てずんぐりしていますが、顔が違うのですぐ分かります。
 そういえば同じような体つきのウソを、今年は見かけません。これから姿を現すのでしょうか。
 ウソも頭と顔が黒いのですが、クチバシが黒っぽいのでイカルとは見分けられます。





*2014年3月7日撮影

 北海道などの寒い地方や本州の山地などで繁殖し、冬は暖地に降りてくるとされるイカルです。
 昨年の夏には鶴ヶ城公園でイカルの家族を見ていますので、ここでも繁殖することがあるのだと思います。
 
 イカルの大集団はしばらく地上に群れていましたが、やがて飛び去ってしまいました。





*2014年3月3日撮影

 これは少し前に撮影した枝にとまるイカルです。
 このときも集団で枝から枝へ移動していましたが、昨日ほどの数はいませんでした。
 鳥たちにとって冬を生き延びるのはきわめて困難なことなのだそうで、少しでも生き延びられるように集団で過ごすと考えられています。
 春はすぐそこ、がんばれイカル。
 
 
 

オオイヌノフグリ

2014-03-07 21:57:57 | 草花

*2014年3月7日撮影

 この数日は雪が降り続いていて寒い冬が戻っています。
 今日は日差しがあっても雪が降るという一日でした。

 日あたりのよい斜面に花のつぼみを見つけました。
 今年初めて発見した野の花はオオイヌノフグリです。
 まだつぼみですが、草丈がほんの数センチしかないのにしっかり付いていました。
 気温が上がれば咲くのでしょうが、しばらく雪の日が続きそうなので、少しおあずけかもしれません。





*2014年3月7日撮影

 複数のつぼみを撮りました。
 つぼみなんかと思われるでしょうが、雪国にいると、花が咲く気配だけでもじつにうれしいものです。

 ちなみに昨年の初めての野の花はハコベでした。


 

アトリ

2014-03-04 22:25:29 | 

*2014年3月3日撮影

 今年はアトリを見ないなー、と思っていたら昨日ふいに出会いました。
 一羽だけカワラヒワやシメの集団に混じって地面をつついていましたが、私の姿を警戒して木の枝に飛び移ったところを撮らせてもらいました。
 冬鳥として越冬のために渡ってくるアトリ。
 ときには大集団でやって来ることもあるアトリですが、庭や公園に姿を見せるのは春になる頃という話もあるので、ひょっとしたらこれから見られるのかも。
 そうしたら、真冬の間はどこにいるのでしょうか。





*2014年3月3日撮影

 同じ枝で向きをかえたところです。
 このアトリは顔の色が薄いように思うので、雌なのかもしれません。
 夏になると雄は頭部が真っ黒になるそうです。北へ帰る春の終わり頃にはもう頭の黒いアトリがいるそうなので、一度見てみたいものです。

ハチジョウツグミ

2014-03-03 22:04:51 | 

*2014年3月3日撮影

 3月になりました。今日は穏やかに晴れて、春っぽい一日となりました。
 雪はだいぶ融けて地面が出てきました。気温はまだ寒いですが、早く草花が咲き始めないかと期待がふくらみます。

 珍しい鳥に出会いました。ハチジョウツグミです。
 アカハラかなと思って撮影していましたが、胸から腹にかけて赤い部分がつぶつぶ模様なのでちょっと違うような気がして調べました。
 ツグミと同じ種なのだけれど少し違う亜種とされています。
 シベリアで繁殖し中国北部で越冬するので、日本にはごく少数しかこないのだそうです。
 ハチジョウという名前は八丈島で最初に捕獲されたからと言われています。





*2014年3月3日撮影

 泥の中からミミズを捕まえました。
 胸から腹、尾にかけて赤いというよりはオレンジ色で、頭や背は灰色です。全体的に色が薄いという印象をうけます。
 色を無視して白黒にしてみたらと想像すると、やっぱりツグミですね。





*2014年3月3日撮影

 松の木の枯れ枝にとまったハチジョウツグミです。
 二度と出会えないかもしれない鳥ですが、ここでお別れになりました。