やせたい人の素朴な疑問
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おでんはダイエットにマイナスですか?
【回答】
おでんはダイエット食品ともいえます。
大根、こんにゃく、白滝、昆布などはGI値も低く、食物繊維も豊富なので腸にも適度な刺激を与えて、便通を促進します。
さつま揚げやごぼう巻きも長時間だし汁の中で煮込むことでかなり油が抜け出して㌍ダウンになります。
ごはんを一緒に食べない場合はちくわぶやジャガイモを食べて主食の代わりになるものを摂ることが望ましく思います。
ただ、美味しいからといって際限なく食べてしまうと塩分やタンパク質の摂り過ぎになりますので主食+5品くらいにすることが望ましいのですが、好きなものばかり5品ではなく、5種類のものを選ぶのがコツといえましょう。
とはいえ、ウインナー、さつま揚げ、玉子、つみれ、牛すじでも悪くないのですが、タンパク質に偏っている感がありますので大根や昆布、こんにゃくなどを混ぜて食べることが望まれます。
寒くなると売っている肉まんやあんまんを買って食べたくなりますが、ダイエットの妨げになりますか?
【回答】
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を日常の基本としているのならば、たまに間食や主食代わりに食べるのは何ら影響が出ることはありません。しかしながら、一度食べて、美味しさのあまり習慣化してしまうのであれば、油脂を使わずに手作りした方が得策かと思います。ここでレシピを公開したいのはやまやまですが、実際のところ巷のレシピから油脂を取り除いたり、ごま油の部分をすり胡麻に置き換えたりするだけなので、ご自分でその手法を取り入れてトライして頂ければ宜しいかと思います。
食べ方としてはGI値が低いものではないので、100~150㌔㌍ぐらいの量を間食にするのが理想なのですが、自分の計算で作ったり食べたりする量を導くのはかなり厄介なので、食事で一般的なサイズに作ったものを一つとGI値の低い食品とを組み合わせてトータルで腹八分目になるように食べるのが理想といえます。
それを聞いた多くの方は「随分アバウトなのね」思われるかもしれませんが、実際人それぞれ代謝量や健康状態が異なりますのでずばり「あなたはこの量を食べるのが適正です」いうこと自体難しいと思いますし、適切ではないと思います。
自分にとっての腹八分目がわかりません
【回答】
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で食べることを継続的に行うことを勧めていると、「自分にとっての腹八分目がわかりません」という質問をよく受けます。
とはいえ、澱粉を主食とする伝統的な日本型食事をお腹いっぱいに食べたとしても、体の中が正常に活発に動くようになり、代謝量も上がってくるので健康体になってくるのは間違いありませんが、お腹いっぱいに食べない方が、体が楽であることに気が付いてくると思います。
結論から申しますと、お腹いっぱいになるまで食べないことなのですが、人間が満腹と感じるにはタイムラグがありますので、食べ終わった時点で満腹と感じていなくても、時間が経過するとともに満腹感を覚える人がいるでしょう。
腹八分目を知るには時間が経過して満腹になったらその量が腹十分目と考え、食べ終わった時点で物足りなさを感じ、時間の経過とともに不足感が解消する量が腹八分目と考えます。
もし食べ終わった時点で物足りなさを感じ、時間の経過とともに不足感が解消しないで、まだ不足感があるようならば、足りないので増やしていくのが望ましいといえます。
私が長年師の下で、やせたい人の指導を傍らで見てきた一人としては「やせたい人は食べなさい」という著書で一世風靡したにも拘わらず、実際に指導する量はかなり少なく感じていましたが、不足感を確認しながら腹八分目の量を確認しながら効果も確認していたように思えます。
食べ終わった時点で物足りなさを感じ、時間の経過とともに不足感が解消する量を見つければよいのです。