Cobaringの生涯学習ブログ

食事+αで若返りと健康維持の情報を公開しています。

Ingredionという会社の澱粉

2022-04-29 16:02:44 | 日記

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イングレディオンという澱粉を売る会社の広告を頻繁に目にするようになりました。

澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を推奨する当サイトと歩み寄れるところがありそうだと考え、覗いてみました。
👉イングレディオン
澱粉商品
開発している商品については当サイトとしても歓迎できるラインナップなのですが、糖質オフや低糖質に対してアンチの姿勢を主張する当サイトとしては糖質における表現方法に関して多少気になるところはあります。
レジスタントスターチ
レジスタントスターチは難消化性澱粉と訳されますが、多くの日本人が日常的に主食として口にしている白飯はどちらでしょう?
冷やご飯と暖かいご飯でも違いますし、固く炊いた場合と柔らかく炊いた場合でもことなります。

とはいえ、雑穀米や玄米の方がより良いと推奨する人もいますが、必要な糖を得るには胃腸にかかる負担が大きすぎるという説もありますし、ほしいタイミングで糖を得るには時間がかかりすぎるという説もあります。

当サイトでも吸収の良い糖については長く空く食間や運動前に100~150㌔㌍程度ならば摂ることが望ましいとしていますので、その辺りにはどの程度賛同していただけるか興味深いところです。
HI-MAIZE 260
彼らが開発する機能性表示食品の中にはハイメイズ260(ハイアミロースコーン由来)というものがあり、「何これ?」状態でした。
HI-MAIZEのmaizeを翻訳機で訳すと「とうもろこし」であります。
どうやら高分子のとうもろこし澱粉のことで豊富にレジスタントスターチを含むということで世界的に評価されているようです。
NOVELOSE 3490
タピオカ由来のハイダイエタリーファイバーを豊富に含むレジデンススターチ。風味や食感を損なうことなく小麦粉と置き換えが可能といっています。血糖値の乱高下の抑止力になるのは大いに結構なのですが置き換えによって従来品より30㌫の糖質オフになるというから人によっては不足を感じるか、沢山食べたい人にはある意味有り難い食材となるでしょう。
当サイトの理念からすると必要な糖質を確保しなければなりませんので“30㌫の糖質オフになる”は掲げにくい謳い文句ではあります。
とはいえ、以前在籍していた会社ではご飯を食べるダイエットを標榜していたものの、提示されたご飯の少なさに愕然としているのを見たことがありますので、こうした商品が歓迎されることは間違いないでしょう。
NOVELOSE 8490
米由来のダイエタリーファイバー90㌫のレジスタントスターチのようです。
やはり表現方法としては当サイトが勧めるならば多くの粉原料と置き換えることで
「主食やおやつとしてこんなに沢山召し上がれます」という表現となるでしょう。
VERSAFIBE 1490
芋由来のダイエタリーファイバーとして風味や食感を損なうことなく小麦粉と置き換えが可能な商品だそうです。
NOVELOSE W
85㌫のダイエタリーファイバーを有する小麦由来のレジスタントスターチで風味や食感に影響することなく保健食品化が可能です。

このようにイングレディオンという会社は低糖質化を標榜にダイエタリーファイバー豊富な澱粉を開発しているように見えますが、実は間違って洗脳された大衆が安心して澱粉をしっかり摂れるように開発を進めていると解釈できたら素晴らしかろうと勝手に思っております。
素晴らしい澱粉群
この会社ではここで紹介した以外でも、新しいテクスチャをプロデュースした澱粉、食品業界には欠かせない増粘多糖類、独自のコメでん粉製品など素晴らしい製品や理念が窺われます。
とはいえ、私がここでこの会社の説明をするよりも自身でググっていただいた方がより多くの確かな情報が得られるでしょうから、ダイエットに役立ちそうな製品に絞って投稿させていただきました。
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犬と猫

2022-04-29 15:49:07 | 日記
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犬と猫
我が家では二匹犬を飼っているが、犬を飼うようになる15年くらい前に犬と猫について、学習したことがある。
 世界共通の2大ペットといわれるイヌとネコだが、人間に対する行動は大きく異なる。

①飼い主への態度
イヌ…飼い主が帰ってくるとすぐに出迎えに来る。名前を呼べばすぐに駆けよってくる。なでてもらうと尾をふり全身で喜びを表現。
ネコ…飼い主が帰ってきても、多少視線を送ったりもするが、ほとんど無視を決め込む
。名前を呼んでも近づいて来ない。そのくせ飼い主がくつろいでいるとネコのほうからすり寄ってきたりする。なでてやると気持ちよさそうにゴロゴロと満足気な声を上げる
。ところが飼い主が抱こうとするといやがって逃げたりする。しかも時には爪をたてる事もある。
②エサの食べ方
イヌ…エサを与えると一気に食べる。
ネコ…せっかく与えたエサを拒否したり食べ始めても飽きてどこかへ行ってしまう。
③叱られた時の反応
イヌ…寂しそうに反省の声をあげる。
ネコ…聞く耳を持たないかのように毛づくろいを始めたりする。
 このような行動の違いから犬は従順で、猫は気まぐれな動物と考えられている。それは6000万年に渡る壮大な進化の謎に起因するらしい。
 犬と猫の祖先は同じ動物だという。進化の過程で枝別れし、全く性質の異なる動物となったという。
 30万年前はオオカミ、ヤマネコ。2000年前はトマルクトゥス、サーベルタイガー。2300万年前はキノデスムス、プセイダウルルス、3000年前はヘスペロキオン、ディクティニスとしだいに古くなるほど骨格の違いが少なくなってくる。6000年前に至っては骨格の違いはない。 その動物の名前はミアキス(MIACIS)。分類学上最も古いイヌとネコの祖先らしい。
ミアキスの骨格をみると現在のイタチに似ているという。大きさはネコよりも一回り小さかったという。森林に単独で生活し、ネズミ、小鳥、などの小動物を獲物としていた。
 4000年前森林に適応した進化をとげたのがネコへ第一歩。木に登ったり、草木の陰に隠れて獲物を待ち伏せして至近距離から一気に獲物を襲う。そのために瞬発力を持った筋肉が発達した。
 さらに音を立てずに接近できるように爪の出し入れが可能となった。暗い草木の陰から明るい場所に飛び出して獲物を襲うことができるように明るさの変化に対応できるように瞳孔を自由に変化させ、目に入る光の量を調整できるように進化…。

 加えて夜行性であったため視覚に頼らなくても獲物を襲うことができるように、獲物の動く音を正確に聞き分け、相手の位置や大きさを的確に判断できるように聴覚が発達していった。これがネコの祖先のヤマネコ(WILDCAT)である。
 それが人間に飼われるようになり、様々な種類のネコとなった。
 森林で獲物を得ることを得意とするミアキスが増えていくなかで、その進化に乗り遅れたミアキスは森林では生活できなくなった。新たに生息地を求めて草原にたどり着いた。草原では見通しがよく獲物をすぐに発見できる反面、相手からも発見されてしまうというデメリットがある。そこで飢えから身を守るために生活形態を変えていくしかなかった。もともと森林で単独で暮らしていたミアキスが草原に出るようになって群れをなすようになった。獲物を得るのに群れによる連携プレーが行われるようになったようだ。自分より大きな動物も襲えるようになり、連携プレーをとりやすくするためにリーダーと順位が誕生。群れは順位にしたがって行動するようになった。
 見通しのよい草原では音を立てずに獲物に近づくより早く走れることが必要となった。出し入れ可能だった爪はスパイクのように出たままになり走りやすくなった。一方、視覚や聴覚ではとらえることができない遠くの獲物の存在をキャッチできるように嗅覚が発達。長時間獲物を追いつづけることができるように筋肉は瞬発力よりも持久力に優れたものに変化したそうだ。
 上昇した体温を走りながら下げることができるように口を開けて熱を放出できるように進化。これがイヌの祖先であるオオカミ(WOLF)へと進化していったのである。そして人間に飼われるようになって様々なイヌへ進化していったのである。
 このように群れと単独という生活形態の違いから形成された性質が現在のイヌとネコに大きな影響を及ぼしている。
 イヌは群れの一員として行動をとって来たために飼い主に従順。ネコは単独行動をとって来たために気まぐれという印象を与えているのである。
 群れで生活をしてきたイヌは人間の家族を群れにみたてており、飼い主を出迎えたり、名前を呼んで応じるのは自分を群れの一員と心得ているからである。ほめたりすることで自分の存在を認めてもらえたと喜びを大きくするのである。
 一方単独で暮らしてきたネコは飼い主が帰ってきてもイヌのように歓迎はせず、そっけない態度をとる。ネコは単独生活者で人間の家は単なる住み家としか思っていない。
ネコが単独生活者でありながら外を出歩いても家に帰って来るのは確実なエサがあり、安全な寝ぐらがあるからである。つまりネコにとっての人間は危害を与えずエサをくれる友好的な動物というふうにしかとらえていない。イヌのように順位があるとは考えていない。
 エサの食べ方もイヌの場合、エサを与えると喜びを示し、一気に食べる。いつ獲物を得ることができるかわからず、得た獲物は群れの順位の高いものから食べていた。短時間で少しでもたくさん食べなければ次に食べる機会はいつ回ってくるかわからない。
 俗に“イヌ食い”といって空腹でなくても一気にたいらげる習性が残っている。
 ネコの方はエサを与えると時々拒否をする。少ししか食べずにどこかへ行ってしまう。ネコは狩りを単独で行うため獲物は自分だけで全部食べられる。自分の縄張りをもっていたために他の動物にエサをとられる心配はない。つまりエサにたいして執着心がなく、食べずにどこかへ行ってしまったりするのである。気まぐれに見えてしまう理由である。
 イヌは飼い主に叱られるとしょんぼりする。群れの中では順位の高い者に背くことは許されない。順位の高い者に嫌われることは群れから追い出されることを意味する。最も辛いことなのである。つまりしょんぼりして許しを請うのである。
 これに対してネコはだれかに嫌われることなど全く関係ない。人間に叱られることなど意味のない時間なのである。大声を出された不愉快な現実を一刻も早く忘れようという行動に出る。それが件の“毛づくろい”なのである。これをネコの「転移行動」という。全く関係ない行動をとって気分を静めようとしているのである。
 侵入者に対する態度も大きく違う。知らない人間が玄関から入って来た場合、吠えて飼い主に知らせる。イヌは自分の群れが最も大切なものと考えているため群れを守ろうとする行動なのである。ネコは侵入者に対して自分だけ物陰に隠れてしまう。ネコにとって自分の身を守ることが最も大切なのである。
 このようにイヌもネコも本能に従って生きているのである。人間の目にはイヌは従順、ネコは気まぐれと映るのである。
 ところが最近のイヌやネコには問題行動が多い。ネコは飼われていても人間の前では出産したりしなかったが、最近のネコは人間の前で平気で出産をするばかりではなく、子育てをしないのである。ネコの本能を脅かされているからである。
 そもそもネコが人間に飼われ始めたのは5000年前の古代エジプトである。穀物の倉庫を荒らすネズミが深刻な問題となっていたが、ネズミをエサとするリビアヤマネコ(LIBYA WILDCAT)を飼いならしていったのである。
 これに対してイヌが人間に飼われるようになっていったのは1万数千年以上も前の旧石器時代からだという。当時狩りによって食糧を確保していた人間は効率よく獲物を発見することを必要としていた。また夜の暗闇での侵入者は脅威であった。そこで優れた嗅覚で獲物を探す、侵入者を知らせるオオカミを飼いならしていったのである。このようにイヌは飼いならした人間に忠実に従うことから狩猟犬、牧羊犬、盲導犬など様々なところで役立てるように体格や性格の改良が行われていったわけだ。
 しかしネコは人間の命令に従うことはなかったためにネズミ退治以外に利用されることはなかった。そのために愛玩用として外見的な部分だけが改良されていった。
 その結果イヌは約300種類。ネコは3分の1の約100種類しかいないという。つまり用途の少ないネコは性質の改良を施されることもなくイヌよりも野性の本能を残してきた。ところが現代の人間との生活環境によって重大な影響を受けている。
まず、単独生活の本能への影響がある。ネコは子供の時から自分を育ててくれた人間を親と考える習性がある。ネコが飼い主について歩いたり、本を開いた時に一緒に覗き込んだりするのは親について学ぼうとする学習行動。人間に遊んでてもらうのは親ネコになめてもうらうのと同じ感覚らしい。
 通常ネコは生後3ヵ月過ぎると親との関係を断ち切る。そして外に出て狩りのしかたをおぼえたり、独立した単独生活者として行動を開始する。
 ところが最近のネコは室内飼い。食事はもちろん身の回りのことをすべて人間が面倒を見てくる。ネコは3ヵ月をを過ぎても大人になりきれず、子供のままでいつづけてしまうのである。すると単独で生きようという本能が養われず、親である人間に依存して生きようとする。出産の時も一番安心できる人間の前で行う。子育てさえも人間に頼ろうとする。人間の過剰な甘やかし、ネコに独立する機会を失わせてしまったのである。

 さらに最近多い問題行動には暴れる、かみつくといった行動がある。ネコは成長すると狩猟本能を発揮してそとで獲物を捕ることを覚える。以前ネコは飼われていても、家と外の出入りを自由に許され、外で狩猟本能を発揮してきた。
 ところが室内だけで飼われていると狩猟本能を満たすことができない。安全な家の中では敵から逃げる必要もない。ネコが厳しい自然の中で生きていく能力は人間に守られた平穏な暮らしの中では完全に抑えられてしまう。
 それがかえって仇となり、極度のストレスになって問題行動を起こしていたのである。
 これらの人間の過剰な甘やかしや室内飼いがイヌの問題行動の原因にもなっている。
それが件の権勢症候群(ALPHA SYNDROME)である。順位のある群れの中で生きてきたイヌは人間を自分より低い立場と見て反抗的な態度を示すようになってきた。
 ではイヌが権勢症候群に陥らないようにするにはどうしたらよいか。人間との立場の違いをイヌに理解させる。遊ぶ時には飼い主が必ず勝つこと。散歩の時、スピードや方向を飼い主が決める。このように人間との立場の違いを、イヌに認識させれば権勢症候群に陥ることはない。
 ネコの場合は野性の本能を発散させてやること。できればネコには家と外の出入りを自由にさせてやることだが、現代の日本ではネコ白血病ウイルスやエイズウイルス(ノラ猫の10匹に1匹)が蔓延しているためうかつには外に出せない。室内でその本能を満たしてやるためにはおもちゃなどを使って疑似狩猟をさせてやったり、マーキングといって爪跡を残したりにおいを残したりするが、とくにのびた爪を研ぐことができないとネコはストレスを感じる。
 爪研ぎを不快に感じるようであればネコを飼うことをあきらめる決断も必要である。ネコの本能を人間の都合で押さえ込むのはネコにとって不幸なことである。森林の中で単独で暮らして来たネコがその本能を満たすために高いところに登ったり、走り回ったとしても叱らないだけの余裕が必要である。
ただ我が家の猛ポメは疑問点が多い。

こちらにもおこしやす。
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小顔になれるボミーのニコベルト?

2022-04-29 12:52:20 | 日記


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小顔になれるボミーのニコベルト?
「小顔になる」で検索をしたこともないのに突然“小顔になるボミーのニコベルト”の広告がスマホ上に現れました。
もともと綺麗で小顔のタレントを起用しての大々的なキャッチコピーの数々は多くの顔デカに悩む女性の心を鷲掴みにしそうです。
中でも気に入ったコピーは“加工アプリなしをデフォルトに”です。昔なら「なにそれ?」と突っ込まれそうな文言ではありますが、スマホや多くのIT機器が日常に台頭してくるとそういったコピーも「だよね~」と自然に受け入れられるようになってきましたので時代を感じます。
エストニア生まれのそれは顔に装着して筋肉への電気刺激を与えるものらしいですが、手で持たなくても良いので何かをしながらでも使用が可能でセールスポイントの一つになっています。手入れも難しくないようですから効果絶対であるならばお勧めしたいところです。
効果があったというユーザーもいるようですが、選べるサイズがないことや刺激への不満や効果が得られなかったというネガティブな口コミもオープンに紹介されていました。




やはり食事も併用しましょう




保証期間が設定されていて返品が可能なようですが、なかなか現れない効果というのは保証期間が過ぎたころに出てくる可能性がありますので微妙な設定といえましょう。
整体でもヨガでもエステでもそうですが、それらに期待はするものの狂いが生じた食欲に任せて正しくないバランスで食事を進めた場合、求めていた結果が得られない可能性が想像に難くありません。
小顔になれそうにない食事を続けながら効果がないと機器のせいにしたりするのは気の毒な気もします。
好意的な口コミの中にもダイエットも並行して行っていたので効果が早く表れたという声もありますが、どんなバランスで食べているのでしょうか。




是非澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を




澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で進めた場合、それだけでも首や顎周りの浮腫みが取れ、余分な脂肪が減り、小顔効果が得られるものですので、そういったハイテク機器に頼らずに小顔を獲得してもらいたいのが本音です。
とはいえ、同等の効果が得られるというライバル会社の機器もあるようですが価格の安さや手入れの簡単さで軍配が上がるようです。といいますか同等の効果が得られる機器も太るような食事をしている人には歯が立たないと思います。




レンタル品で試す手もあるが




何を隠そうレンタル品でお試しもできるそうです。2週間で約3,000円。「一日200円な
ら試してもよいか」という人にはありかなと。ちょうど効果が出にくい人が効果出てきそうな微妙なお試し期間といえましょう。
機器に頼るのも結構ですがまずは当サイトで食事改善をお試しください。

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犬と嗅覚

2022-04-29 08:56:27 | 日記
_/_/犬の嗅覚_/_/∴‥∵‥∴‥∵‥∴*:・'゜*:・'゜*。.:**:・'゜*:・'゜*。.:*♪:*:・・:*:・♪・:*
犬の能力を確認してみよう…
①視覚能力…視野が広く周囲の状況をよく把握できる。しかし、視力は良くなく0.2~0.3程度。
②聴覚…人間の可聴域が20~2万Hzであるのに対して、犬の可聴域は8~12万Hzと非常に広い。たとえば“犬笛”などは人間には高音の為、まず聞き取ることはできない。犬は可聴域が広いため聞き取ることができる。
③嗅覚…犬の嗅覚は非常に鋭く、その能力を買われ警察犬(police dog)、麻薬操作犬(nircotic investigate dog)、災害救助犬(search and rescue dog)として活躍している。臭いを認識する仕組みを確認すると、臭いの分子が鼻腔の奥にある嗅粘膜に付着すると、その刺激を受けた嗅細胞は神経を通じ大脳の嗅球に伝え、臭いとして感知するのである。臭いの分子を受け取る嗅粘膜の広さは人間が切手2枚分であるのに対して、犬の場合新聞紙1枚分。その刺激を感じ取る嗅細胞の数は人間が500万個であるのに対して、犬の場合2憶個も持っている。
........

体臭の変化
人間は病気になるとその種類によって代謝に変化が生じる。それが臭いの変化となって現れることがある。体臭の主成分は皮膚の下にあるエクリン腺とアポクリン腺から分泌されるタンパク質である。これが皮膚表面に存在する細菌の作用を受けると、さらに独特の臭いとなる。
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病気によって新陳代謝のバランスが崩れると、分泌物に含まれる物質の種類や量が変化し、普段と異なる体臭を呈することがある。たとえば糖尿病(Diabetes Mellitus)の場合、血糖値を調整するインスリンが病気によって減少や機能低下を起こす。インスリンの働きが悪くなると、血液中に糖分が多く残ってしまう。残った糖分が尿はもちろん汗や息にも含まれ、りんごが腐ったような体臭を呈する。さらに心臓発作の例を見てみると、発作によって心筋梗塞が起こると心臓からの血液排出量が低下する。すると血液中の酸素が不足し、エネルギー源であるグリコーゲンが乳酸に変化する。その量が多くなると血液が酸性に傾く。酸性化が体全体に行きわたると他の臓器の新陳代謝に影響する。当然体臭も著しく変化する。
....
犬の記憶力
12年前に飼い主のもとを離れた犬が飼い主の声を覚えていたという例が報告されている。またいつも飼い主の状態を観察し、記憶している。犬は主人が普段の状態と少しでも異なっている時、本能として気遣いの能力を発揮する。それを群れ本能(Crowd Instinct)という。犬は遠い昔、群れで生活を送っていた。集団の一頭でも病気になれば役割分担が崩れ、狩りは失敗してしまう。仲間の体調や弱点を補おうとする群れ本能が発達した。そして“忠誠”、“服従”、“安心感”の構図を描いている。犬は家族の体調や感情の変化をいち早く気付こうとしているのである。群れ本能は古代から犬に備わる能力なのである。群れ本能を発揮させるためには、飼い主は犬に対し、リーダーとして信頼関係を築くことが大切なのである。犬との信頼関係を築くためには生後2~3ヶ月の間が最も良いとされている。犬は生後3ヶ月までに…
●有効種族に関する社会化
●環境に対する社会化
●自制心
●意思伝達
●階級制度の認識
以上のことを身につけ、生涯忘れることがないという。

ガンを発見した犬
飼い主が気付かなかった皮膚ガンの臭いを嗅ぎつけ、飼い主に報せ、早期発見に導き軽快治療に導いた例が報告されている。この性質を人間のハイテク医療機器に応用されようとしている。
これは皮膚ガンがタンパク質の合成異常により独特の臭いを発するため、その異常を察知した犬が飼い主の病症部分を舐めることで報せることができたのである。
フランスではフォックスシステムという犬の嗅覚を模倣した電気鼻というバイオセンサーによる医療機器を開発していると言う。臭いの成分をセンサーによって、種類や量を測定し、どのような臭いかを分析し、病気を特定することを考えているという。これが成功すると血液検査などの分析方法よりも、早く病気を突き止めることができるという。



こちらにもおこしやす。
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