上記URL動画より抜粋
「人生最後の食事に何を食べますか?」武田邦彦一問一答を拝見させていただきました。
インタビュアーは参政党宮城県連支部長のローレンス綾子氏でした。
1 先生の尊敬される方はどなたですか?
答え
いつも色紙に書くのは
「昨日は晴れ今日も朝」と書くんですね。
若い頃は体が弱く昨日は土砂降りでした。
昨日本当は土砂降りでも昨日は晴れだったと思えば、人生はずっと晴れだと思っているし、
「今日も朝」は体が弱かった自信のない頃は朝頑張ろうという意味でした。
尊敬する人物は東北大学に呼んでくれた益子のぼる先生ですね。
2 もう一度訪れたい場所は?
答え
ハワイとパリですね。
この世の天国であるという点でハワイ、文化の中心という点ではパリという感じですね。
パリは特に原子力関連で年に300回ほど行っていました。
とはいえ、日本は気候もいいし、住むのには安全だという国として愛すべきだと思います。
3日本人の思考レベルをどう見ていますか?
答え
昔で残っているものとは江戸時代でしたら武士と商人です。
90%以上いた農民などは残っているものはなく、こういう比較をするときに昔の日本人と言ったら、5%ぐらいの日本人のことを言っていて、今の日本人と言うと70%ぐらいのことを言っていることが多いので、全体としては進んでいると思うのですね。
ただ今のトップの方の思考能力はヨーロッパに大分遅れを取りましたね。
ヨーロッパを意識してコンプレックスができたのでそれで自分達で考える力が弱くなったということはあると思います。
だから日本人としての誇りをもう一回持って自立した考えを作っていくことにしなければいけないのですが、多分、日本人みながしっかり考える必要があるということは確かです。
4 人類は(アポロ計画で)月面着陸し、地球に帰還したとおもいますか?
答え
陰謀論は山ほどありますが、普通に考えたら行って、帰ってきたというのが普通でしょう。
ただ行かなかったという話も面白いから、そういう話もあって良いのではという感じです。
5 科学者が自ら主張してきた持論が間違っていた場合、修正する学者としない学者ではどちらが多い?
答え
僕の考えていることも間違っているわけです。今から一万年も経てば今の物理学も全部否定されているわけですから人間というのは一歩一歩しか行かないから千年後とか一万年後とかに自分の考えが間違っていることを認めなければ進歩しないのです。
科学は常にそうなのです。僕の言っていることは全部間違っていたと言ってもいいし、人間のやっていることは全部間違いだとも言えるのです。
自分が生きているうちに世の中が賛成してくる、同意してくれると言うことは僕の言っていることが間違っていると言うことです。
というのは人類は少しずつ正しいことを言うわけですから死んでから評価してくれた方が良いのです。
生きているうちに評価されるということは当然自分が間違っているから評価してくるからで、イエスを例にとると、イエスは3年で絞首刑になったが、2000年間先に理解されるようなことを言ったら、その時には殺されたのです。
この世で何か成功してみんなにもて囃されるというのはみな間違いです。
しかし、それしか人間がやりようがないからそれをやっているというだけなのです。
真実を言おうものならすぐ殺されるのが普通です。
6 夫婦円満の秘訣は?
答え
妻が言うことは自分にとっては間違っていると思うことは当然で、だからこそ女性と結婚しているわけです。
親子とか夫婦の間というのは意見の一致とか要らないのです。愛情だけがあれば良いのです。それで家族というのはまとまることができるという風に思います。
もともと男と女が同じ考えとか親と子供が同じ考えということが間違っているので、意見の一致を求めるのではなく、人間の関係というのは愛情で結ばれている関係と考えるとかそれに準じたもので繋がっている関係と2つあるということです。
50年も一緒にいると相手の言うことは深く解ります。20年ぐらいのときには解らなかったと思うことが現在では解りますから、そういう意味では長く夫婦生活を続けるということはある意味大切なことだと思います。
歩み寄る必要はなく個人対個人だから相当違うので、愛情なのです。価値観とか意見とかではなく愛情だけなのです。意見が一致するということとは全然関係がないのです。
特に親子関係で、子供に自分の考えを無理に押し付けて、もし子供がそれに納得したら、子供は時代遅れの人になるのです。
世の中というのは時代ともに正しさも変わっていくので、親が子供に意見を押し付け従わせるというのは一番良くないのです。アドバイスぐらいなら良いのです。30年後には間違っているわけですから。
間違っていることを子供に言っても子供がそれを素直に納得したら大損害です。
7 人生最後の食事は何を食べますか?
答え
寝ててそのまま死ぬこともあるわけだし年齢は関係ないです。
僕は病気がちで親に20歳ぐらいまでダメだろうと言われたぐらいでしたので毎日一所懸命生きていていつ人生が終わってもいいとそういう風に考えています。
健康なんかに気を付けたら病気になりますから。
※食に関係した内容かと思いましたら、全く異なりましたが、良い話で、あっという間でした。
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