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犬と嗅覚

2022-04-29 08:56:27 | 日記
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犬の能力を確認してみよう…
①視覚能力…視野が広く周囲の状況をよく把握できる。しかし、視力は良くなく0.2~0.3程度。
②聴覚…人間の可聴域が20~2万Hzであるのに対して、犬の可聴域は8~12万Hzと非常に広い。たとえば“犬笛”などは人間には高音の為、まず聞き取ることはできない。犬は可聴域が広いため聞き取ることができる。
③嗅覚…犬の嗅覚は非常に鋭く、その能力を買われ警察犬(police dog)、麻薬操作犬(nircotic investigate dog)、災害救助犬(search and rescue dog)として活躍している。臭いを認識する仕組みを確認すると、臭いの分子が鼻腔の奥にある嗅粘膜に付着すると、その刺激を受けた嗅細胞は神経を通じ大脳の嗅球に伝え、臭いとして感知するのである。臭いの分子を受け取る嗅粘膜の広さは人間が切手2枚分であるのに対して、犬の場合新聞紙1枚分。その刺激を感じ取る嗅細胞の数は人間が500万個であるのに対して、犬の場合2憶個も持っている。
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体臭の変化
人間は病気になるとその種類によって代謝に変化が生じる。それが臭いの変化となって現れることがある。体臭の主成分は皮膚の下にあるエクリン腺とアポクリン腺から分泌されるタンパク質である。これが皮膚表面に存在する細菌の作用を受けると、さらに独特の臭いとなる。
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病気によって新陳代謝のバランスが崩れると、分泌物に含まれる物質の種類や量が変化し、普段と異なる体臭を呈することがある。たとえば糖尿病(Diabetes Mellitus)の場合、血糖値を調整するインスリンが病気によって減少や機能低下を起こす。インスリンの働きが悪くなると、血液中に糖分が多く残ってしまう。残った糖分が尿はもちろん汗や息にも含まれ、りんごが腐ったような体臭を呈する。さらに心臓発作の例を見てみると、発作によって心筋梗塞が起こると心臓からの血液排出量が低下する。すると血液中の酸素が不足し、エネルギー源であるグリコーゲンが乳酸に変化する。その量が多くなると血液が酸性に傾く。酸性化が体全体に行きわたると他の臓器の新陳代謝に影響する。当然体臭も著しく変化する。
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犬の記憶力
12年前に飼い主のもとを離れた犬が飼い主の声を覚えていたという例が報告されている。またいつも飼い主の状態を観察し、記憶している。犬は主人が普段の状態と少しでも異なっている時、本能として気遣いの能力を発揮する。それを群れ本能(Crowd Instinct)という。犬は遠い昔、群れで生活を送っていた。集団の一頭でも病気になれば役割分担が崩れ、狩りは失敗してしまう。仲間の体調や弱点を補おうとする群れ本能が発達した。そして“忠誠”、“服従”、“安心感”の構図を描いている。犬は家族の体調や感情の変化をいち早く気付こうとしているのである。群れ本能は古代から犬に備わる能力なのである。群れ本能を発揮させるためには、飼い主は犬に対し、リーダーとして信頼関係を築くことが大切なのである。犬との信頼関係を築くためには生後2~3ヶ月の間が最も良いとされている。犬は生後3ヶ月までに…
●有効種族に関する社会化
●環境に対する社会化
●自制心
●意思伝達
●階級制度の認識
以上のことを身につけ、生涯忘れることがないという。

ガンを発見した犬
飼い主が気付かなかった皮膚ガンの臭いを嗅ぎつけ、飼い主に報せ、早期発見に導き軽快治療に導いた例が報告されている。この性質を人間のハイテク医療機器に応用されようとしている。
これは皮膚ガンがタンパク質の合成異常により独特の臭いを発するため、その異常を察知した犬が飼い主の病症部分を舐めることで報せることができたのである。
フランスではフォックスシステムという犬の嗅覚を模倣した電気鼻というバイオセンサーによる医療機器を開発していると言う。臭いの成分をセンサーによって、種類や量を測定し、どのような臭いかを分析し、病気を特定することを考えているという。これが成功すると血液検査などの分析方法よりも、早く病気を突き止めることができるという。



こちらにもおこしやす。
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